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十字形



MLシリーズ

特 長

十字形 カップリング MLシリーズは、偏心と偏角を一つのカップリングで同時吸収するシャフトカップリングです。 中間体のトルク・リング(樹脂製)は、偏心/偏角にあわせて滑りながら回転位相を伝達するので、2次モーメントはほとんど発生しません。 更にユニークな特性として軸方位にも遊びが無く、カップリングとして軸方位に完全に一体化、この特性を利用して、軸方向の押し引きや、スライド力も伝えることができます。 セットスクリュ止めのMLタイプ、クランプ止めのMLCタイプ、大型内径に対応したセットスクリュ止めのMLLタイプ、更に大型でクランプ止めのMLXCタイプの4タイプをご用意しています。 偏心1.3mmと偏角10度(最大)を同時吸収できる特性を生かし、幅広い用途に対しフレキシブルにご使用いただけます。

構造及び材質

部分 材質
ハブ サイズ 18・27:快削黄銅 サイズ 33・41:アルミ合金
トルクリング ポリアセタール樹脂
クランプリング (MLC-18/27) アルミ合金
  ハブと一対のピボットピンは一体構造で、バー材から機械加工で削り出し、ピボットピンは正確にセンターを出してあります。 トルクリングは二つの構成部品からなり、樹脂特有のスナップフィットにより組立つ構成になっています。 このトルクリングは、ピボットピンをクリアランスなくはめ込むベアリング部を同時に形造っています。 MLシリーズは組立後には一体化した一つのカップリングとなり、回転方向だけではなく、軸方向にも遊びの無い状態になっています。 この点を利用して入力軸方位の移動を相手側の軸に伝えることができ、押し引きの状態でも利用できます。 また、MLシリーズは軽い衝撃負荷を緩衝する作用も持っています。 機械的にはカルダンタイプ/ユニバーサルジョイント(不等速ジョイント)のセンターブロック部分を各軸のハブ部分に直角に分離した構造で、最大10度まで(一部タイプは5度まで)偏角を吸収出来ます。 この時ユニバーサルジョイントと同様に、偏角が大きくなればなるほど、角速度変化も大きくなりますので注意が必要です。 この角速度の変化が一回転で2回発生することも全く同じです。

型式表記

1 異なるタイプの組み合わせ製品時の軸穴径記載順

セットスクリュとクランプではセットスクリュを先に記載する 例:d1(MX)×d2(MXC)

2 ミリとインチ・整数と小数での軸穴径記載順

① ミリを先に記載する 例:d1(ミリ)×d2(インチ) ② 数値の大小に関係なく整数の数値を先に記載する 例:d1(整数)×d2(小数)

3 上記以外の軸穴径記載順

上記以外の軸穴径は数値の小さいものを先に記載する 例:d1(小)×d2(大)
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