分離アダプタテーパロック

MBK6タイプ
MBK6タイプ ベローズ形カップリング
| 特 長 |
軸方向の分離が可能で、バックラッシがない 取り付け、取り外しが容易 部品単体での購入も可能 |
|---|---|
| 材 質 |
ベローズ:SUS ハブ:鋼 テーパ部分:繊維強化プラスチック |
| 仕 様 |
アダプタ側のクランプハブは、凸部テーパ形状 瞬時最大トルクは、許容トルクの1.5倍 |
| 環境温度 | -30~+100度 |
| 回転速度 | 1万回転(10,000min-1)までは、通常は動バランス取り不要で、1万回転を超える場合は動バランス取り応需 |
| 寿 命 | 心ずれ/負荷トルクが許容値以下の場合、半永久寿命 |
| バックラッシ | ゼロ |
| 瞬間最大許容トルク | 呼びトルクの1.5倍(サーボ・モータ起動時) |
| 組み立て | 軸とハブ内径部の組み付け前の隙間は、0.01~0.05mm |
| スペシャル仕様 |
クランプ部の残留アンバランスは、予めハブにバランス取り加工済みで極小 SUS製ハブ/内径およびその公差/キー溝など、打ち合わせ可能 |
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- 10-3Kgm2= 1/1,000Kgm2,KNm/rad = 1,000Nm/rad
- 許容ミスアライメント量は、偏心、偏角、エンドプレイの各許容値が規定値以下であることに加え、許容割合の合計が100%以下であることが重要です。詳しくはこちらを参照ください。
MBK5/MBK6の予圧機構とその機構軸方向への押し込みによる予圧機構は、筐体組み付けのような限られたスペースしかない用途での分解や
保守の場合に最適で、軸方向に駆動側を簡単に取り外すことができます。自動調心作用をもつテーパー状の6つの突起②が、分離アダプタ部に一体になっています。
この突起部分は、アルミ合金ハブのテーパー形状部分①に成形され、軸方向に押し込んだり、抜き取ったりできるようになっています③。
この凸部にかみ合う凹形状の組み合わせ部とベローズが一体になった本体側のハブが、凸部の受け口となります。ゼロバックラッシ機構は、凸部が凹部と接触した後、規定の量⑤だけ凸部、
つまりアダプタ部分をカップリング本体に軸方向に押し込むことによって、確保されます。
押し込む量は、わずかでしかも自動調心作用がありますので、偏心や偏角の吸収効果、
あるいは軸受けといった周辺機器に影響を及ぼすことはありません。
PDFカタログもご参照下さい。プラスチック成形体について
65%ガラス繊維入りのFRPで、この機構にふさわしい強度バランスが保たれています。型式番号について




