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エラストマ・インサート



    MELシリーズ

    エラストマ・インサート

    用 途

    • サーボ・ドライブ
    • 工作機械
    • 梱包・包装機械
    • 自動化機器
    • 印刷機
    • 産業用ロボット
    • 計測・位置決め装置
    • 産業機械
    • スクリュ・ジャッキ/リニア・アクチュエータ/エンコーダ

    特 長

    • ゼロバックラッシ
    • 振動減衰
    • 電気・熱絶縁
    • 軸方向からの押し込み組み付け
    • 偏心/偏角/エンドプレーに柔軟に対応

    エラストマ・インサート 機能・特長

    MELシリーズ エラストマ・カップリングの中間体は、ゴムとプラスチックの中間の弾性をもつポリウレタン製です。 このエラストマ・インサートは、カップリング製造で培われたノウハウによって振動吸収性に優れ、なおゼロバックラッシを保持します。 このゼロバックラッシは、組み付けただけで適正な予圧を確保できる精度管理と特殊な加工を施すことで、得られます。 エラストマ・インサートは、下に示しますように5種類から選択できますので、ご用途に最適な特性を持つエラストマ・インサートをご選択いただけます。 もちろん、偏心/偏角/エンドプレーを同時に吸収できます。すべて中心部は貫通穴です。
    エラストマ 中間体 TypeA TypeB TypeC TypeD*1 TypeE*2
    ショア硬さ Sh98A Sh64D Sh80A Sh65D Sh64D
    材質 ポリウレタン ポリウレタン ポリウレタン ポリウレタン ハイトレル®
    減衰係数ψ ※3 0.4~0.5 0.3~0.45 0.3~0.4 0.3~0.45 0.3~0.45
    環境雰囲気温度 +30度~+100度 -30度~+120度 -30度~+100度 -10度~+70度 -50度~+150度
    特長 高減衰性 高ねじり剛性 最大の減衰性 導電性 耐熱性
    • 1 タイプDは、EC ATEX(防爆指令)に適合するタイプで、 爆発性雰囲気内での静電気の火花による爆発を防止するものです。明細仕様書を提出します
    • 2 ハイトレルは高温対応のエラストマ・インサートとなります
    • 3 減衰係数は、環境雰囲気温度+20度、10Hzの振動周波数の時の値です

    全タイプ共通仕様

    MEL 呼びトルク(Nm)
    2 5 10 20 60
    エラストマのタイプ A B C A B C A B C A B C A B C
    静的ねじり剛性 (Nm/rad) CT 50 115 17 150 350 53 260 600 90 1,140 2,500 520 3,290 9,750 1,400
    動的ねじり剛性 (Nm/rad) CTdyn 100 230 35 300 700 106 541 1,650 224 2,540 4,440 876 7,940 11,900 1,350
    最大偏心量 (mm) 単独での 最大許容値 0.08 0.06 0.1 0.08 0.06 0.1 0.1 0.08 0.12 0.1 0.08 0.15 0.12 0.1 0.15
    許容偏角 (度) 1 0.8 1.2 1 0.8 1.2 1 0.8 1.2 1 0.8 1.2 1 0.8 1.2
    軸方向移動許容量 (mm) ±1 ±1 ±1 ±2 ±2
    MEL 呼びトルク(Nm)
    150 300 450 800
    エラストマのタイプ A B C A B C A B C A B C
    静的ねじり剛性 ※1 (Nm/rad) CT 4,970 10,600 1,130 12,400 18,000 1,280 15,100 27,000 4,120 41,300 66,080 10,320
    動的ねじり剛性 (Nm/rad) CTdyn 13,400 29,300 3,590 23,700 40,400 6,090 55,400 81,200 11,600 82,600 180,150 28,600
    最大偏心量 (mm) 単独での 最大許容値 0.15 0.12 0.2 0.18 0.14 0.25 0.2 0.18 0.25 0.25 0.2 0.3
    許容偏角 (度) 1 0.8 1.2 1 0.8 1.2 1 0.8 1.2 1 0.8 1.2
    軸方向移動許容量 (mm) ±2 ±2 ±2 ±2
    • 1 静的ねじり剛性(Nm/rad)はTKNの50%のとき、 動的ねじり剛性(Nm/rad)はTKNの100%のとき
    • 2 許容ミスアライメント量は、偏心、偏角、エンドプレイの各許容値が規定値以下であることに加え、許容割合の合計が100%以下であることが重要です。詳しくはこちらを参照ください。