Service Factor|記事一覧
サービスファクター(SF)とは?
実際にカップリングを使用する際、トルクは様々な使用条件によって変動することが多くその負荷の種類により、サービスファクターと呼ばれる係数を用いて使用条件に対応する最大許容トルクを算出します。
サービスファクター(Service Factor)とは機械が受ける負荷(トルクや荷重など)について、基準となる状態を1とし条件に対する負荷係数を表すもので「安全率」とも呼ばれます。「SF2」とは、負荷に対する強度として通常の2倍の強度が必要という意味になります。
◾️シリーズ別 サービスファクター
最大許容トルクからカップリングの選定を行う場合、使用する機器のトルク×サービスファクターの値が最大許容トルクの数値内にある製品を選定してください。上表よりサービスファクターを決め、必要とする動力に乗じて設計動力を決定してください。
サーボモータご使用の場合:
サービスファクターは2.5~3.0を推奨いたします。サービスファクターを考慮しないからと言って、すぐにカップリングが破損するわけではありませんが、急停止や急稼働の際、瞬間的に高いトルクが発生します。このトルクが疲労としてカップリングに蓄積、疲労破壊につながります。近年サーボモータは性能向上が著しく、立ち上がりの時間が非常に短く瞬間的に最大トルクまで立ち上がります。また、サーボモータのトルク波形は微小ですが波を画いており、カップリングに対して大きな負荷を与えるためサーボモータの場合は少なくともサービスファクター2.5を考慮いただくことを弊社では推奨しております。
製品の最大トルクに関しては各製品ページの寸法・仕様一覧をご確認ください。
オルダム・カップリング寸法・仕様一覧
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このようなお悩みがありましたら、ぜひ一度弊社までご相談ください。