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取扱説明書|記事一覧

R+W安全クラッチの
取り付けおよび、操作方法:MSLシリーズ
を公開しました!!

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各警告図記号は以下のような意味を表しています


製品を取り扱う際に注意すべき事項があることを示しています。指示内容をよく読み、製品を安全にご利用ください。

行ってはならない禁止事項があることを示しています。指示内容をよく読み、禁止されている事項は絶対に行わないでください。

必ず行っていただきたい指示事項があることを示しています。指示内容をよく読み、必ず実施してください。


安全にご利用いただくために


R+Wの安全クラッチをご使用の際には以下の取り付け、操作、メンテナンス手順をよくお読みください。手順の順守を怠った場合には、安全クラッチの能力が低下したり、故障したりする可能性があります。 安全クラッチの取り付けは、有資格技術者が行ってください。詳しい説明は、MSLシリーズのカタログを別途ご覧ください。

回転中の安全クラッチは、危険を伴います。機械製造者、使用者、またはオペレータの責任の元に、十分安全に配慮したうえで作業してください。安全クラッチが回転中は近づいたり触れたりしないでください。安全クラッチの取り付けやメンテナンスを行う際は、機械が不意に起動しないようにしてください。


メーカーによる本製品の位置づけ


機械指令2006/42/EG 別表IIB によると、マシン・ガイドライン(MR)では、カップリングは機械そのものではなく、機械に取り付けるための部品であると位置づけられています。カップリングを使用するには、取り付け後の最終形態がすべての条件を満たしていなければなりません。


お届け


R+W のカップリングは、お届け後すぐに取り付けることができます。 受入検査工程後からカップリングの取り付け準備が整うまでは、製品が梱包されていた箱に入れて保管してください。また、この取扱説明書は製品と一緒に保管してください。


機能一般


R+Wの安全クラッチは、ボールソケット式です。オーバートルクが発生した際、駆動側、被駆動側の機械部品を損傷から守ります。

■安全クラッチの周囲に配置されている、焼き入れされたベアリングボールとボールソケットにより、ゼロ・バックラッシュでトルクが伝達されます。

■皿バネが移動リングに押し当てられることで、ベアリングボールが隣接するソケットにはまっています。

■切り離しトルクは調整リングを回転させることにより、永久的に調整可能です。

■オーバートルクが発生した場合、移動リングはソケットを飛び出したボールの力で押し出された皿バネ側に移動します。これにより、安全クラッチの駆動側と被駆動側が切り離されます。

■移動リングが軸方向に移動したことを、別途設置されたリミット・スイッチまたは近接センサーで検出し、駆動側の電源を落とします。

この設計では切り離しが行われたとき、皿バネのバネ圧は、小さくなります。このときに残ったバネ圧は、安全クラッチが連結されるには不十分です。

回転数が低い状態でのみ再連結します。

図1

① 調整リング

② 皿バネ

③ 移動リング

④ ベアリングボール

⑤ ボールソケット

⑥ 近接センサー

⑦ 突き当り止め

⑧ フックレンチ用穴

⑨ 内蔵複列ベアリングボール


取り付け準備


シャフト、内径、キー、キー溝などすべての取り付け面がきれいで、バリや傷、打痕がないことを確認してください。シャフト径、安全クラッチの内径、キーとキー溝を測定してください。R+W製カップリングの内径は特別なご指示がない限り全てISO公差H7で加工されています。シャフトとハブ内径とのクリアランスは0.010.05mmです。取り付け時には、潤滑油を塗布することをお勧めします。取り付けが容易になります。ハブのクランプ力に影響はありません。

摺動グリースや二硫化モリブデンまたは極圧剤を含んだオイルやグリースを絶対に使用しないでください。


MSLシリーズの締め付け管理トルク


表1

安全クラッチが最大限の寿命を全うし、適切な動作を確保するには、許容範囲内での使用を順守してください。


タイミングベルト・プーリやスプロケットなどの取り付け


図2                                   図3

MSLN/ MSLPタイプは取り付けた部品(タイミングベルト・プーリやスプロケットなど)を支持するために複列ベアリングを内蔵しています。

各サイズのラジアル方向からの許容懸架荷重(A)を確認してください(1)。最大許容値を超えると安全クラッチの性能に影響を及ぼす可能性があります。

OHLの中心位置(B)が許容範囲内の場合は、荷重は2列あるベアリングの軌道輪と軌道輪の間にかかります。この場合、外付けベアリングは必要ありません。OHLの中心位置(B)が許容範囲外(オフセット取り付け)の場合は、追加の支持ベアリングを使用してください。これは径が小さい場合や、取り付けた部品の幅が広い場合にお勧めします。

用途に応じて、ボールベアリング、ニードルベアリング、平軸受などが使用可能です。

 


MSLNタイプの取り付け・取り外し


図4

取り付け

安全クラッチを適切な位置までシャフト上にスライドさせます。表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュ(I)を締め付けます。

取り外し

キャップ・スクリュ(I)を緩め、安全クラッチを取り外します。


MSLPタイプの取り付け・取り外し


図5

取り付け

適切な工具を使用して、安全クラッチを適切な位置までシャフト上にスライドさせます。適切な位置で、ワッシャ⑫などで軸方向に固定してください。

取り外し

ワッシャ⑫を外し、適切な工具を使用してカップリングをスライドさせ、安全クラッチを取り外します。


金属ベローズの機能


R+Wの金属ベローズ・カップリングは柔軟性のあるシャフトカップリングです。

柔軟性が非常に高く、ねじり剛性も高いステンレス製ベローズは、ゼロ・バックラッシュでトルクを伝達します。 金属ベローズの復元力はごく小さく、偏心、偏角、軸方向移動を吸収します。


MSL2の取り付け・取り外し


図6

取り付け

安全クラッチの一方の端を適切な位置までスピンドルシャフト上にスライドさせます。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュ(I)を締め付けます。ベローズに軸方向の力がかからないように、安全クラッチの他方の端を適切な位置までモータシャフト上にスライドさせます。上記のようにトルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでもう1つのキャップ・スクリュ(I)を締め付けます。

取り外し

キャップ・スクリュ(I)を緩め、安全クラッチを取り外します。


エラストマ・インサートの機能


MSLEタイプにはエラストマ・インサートが使用されています。ゼロ・バックラッシュでトルク伝達が可能で、振動や衝撃を吸収します。回転軸全体のヒステリシス特性はエラストマ・インサートによって異なります。MSLEタイプのインサートは2種類から選べます。

表2

軸方向の移動や熱膨張の吸収のため、ハブとエラストマ・インサートの間に12mmのクリアランス(6)を設けてください。

図7

取り付け中にハブが押し付けられると、エラストマ・インサートのプリロードを小さくするためには、軸方向の力が必要です。必要とされる軸方向の力は、エラストマ・インサートの清掃と、接触面に潤滑油を塗布することで減少させることができます。


MSLEタイプの取り付け・取り外し


図8

取り付け

安全クラッチを適切な位置までスピンドルシャフト上にスライドさせます。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュ(I)を締め付けます。モータシャフトを適切な位置まで挿入し、上記のようにトルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでもう1つのキャップ・スクリュ(I)を締め付けます。

取り外し

キャップ・スクリュ(I)を緩め、安全クラッチを取り外します。


最大許容心ずれ量


R+W の金属ベローズ・カップリングは、正確な心出しをすれば、カップリングの耐用年数が大幅に延びます。最大許容心ずれ量は表34に記載されています。偏心を小さくしたり、取り除いたりすると、ベアリングへのラジアル方向からの許容懸架荷重は少なくなり、寿命が延び、発熱が抑えられます。高速回転での使用時は、ダイヤルゲージなどを用いてカップリングの心出しを精密に行うことをお勧めします。

図9                                                             図10

表3                                                               表4

 


切り離し検出機器


リミット・スイッチ(型番618.6740.644

表5

取り付け後、必ずリミットスイッチの機能の検査を行ってください。

プランジャは安全クラッチの移動リングにできる限り近づけてください(約0.10.2mm

近接センサー(型番619.4711.650)

表6

取り付け後、必ず近接センサーの機能の検査を行ってください。


切り離しトルク値設定


R+W の安全クラッチは工場でお客様指定の切り離しトルクを設定し、合いマークを付けて出荷します。トルク調整範囲(最小値/最大値)も調整リングに記されています。調整リングに示された範囲内であれば、お客様ご自身で切り離しトルク値を変更することができます。

図13

 

表7

安全クラッチの切り離しトルク値設定は、指定したトルク調整範囲内で行ってください。

調整リングを回転させるには、まずキャップ・スクリュ⑪(最大1/2回転)を緩め、その後適切な工具(R+Wフックレンチなど)を使用して調整します。調整した後は、キャップ・スクリュ⑪を締め付けます。

グラフ1

R+Wの安全クラッチに使われている皿バネは、特別なバネ特性を持っています。トルク調整範囲は、皿バネが機能する特定の範囲内に設定されています。指定したトルク調整範囲の最大値/最小値を順守してください。


補足


摩耗

安全クラッチが連結されている間は摩耗しません。オーバートルクはリミットスイッチまたは近接センサーによって検出し、駆動側の電源を直ちに落してください。

回転速度

安全クラッチの耐用年数は、切り離しが行われる回転速度及び、切り離しの頻度と空転時間によって異なります。

メンテナンス

安全クラッチが連結されている間は摩耗しないため、適切に取り付けられ、最大許容心ずれ及びラジアル方向からの許容懸架荷重の範囲内で使用する場合は、メンテナンス不要です。内部の部品には、給油不要のグリースが使用されています。

選定

安全クラッチは、必要な切り離しトルク値に基づいて選定されることが一般的です。この値は、機械の通常の加減/減速に必要なトルクより大きくなければなりません。安全クラッチの切り離しトルクは、駆動源、モータ、ギヤボックスの各種パラメータによって決定されます。

 

R+W安全クラッチの
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各警告図記号は以下のような意味を表しています


製品を取り扱う際に注意すべき事項があることを示しています。指示内容をよく読み、製品を安全にご利用ください。

行ってはならない禁止事項があることを示しています。指示内容をよく読み、禁止されている事項は絶対に行わないでください。

必ず行っていただきたい指示事項があることを示しています。指示内容をよく読み、必ず実施してください。


安全にご利用いただくために


R+Wの安全クラッチをご使用の際には以下の取り付け、操作、メンテナンス手順をよくお読みください。手順の順守を怠った場合には、安全クラッチの能力が低下したり、故障したりする可能性があります。 安全クラッチの取り付けは、有資格技術者が行ってください。詳しい説明は、MSKシリーズのカタログを別途ご覧ください。

回転中の安全クラッチは、危険を伴います。機械製造者、使用者、またはオペレータの責任の元に、十分安全に配慮したうえで作業してください。安全クラッチが回転中は近づいたり触れたりしないでください。安全クラッチの取り付けやメンテナンスを行う際は、機械が不意に起動しないようにしてください。


メーカーによる本製品の位置づけ


機械指令2006/42/EG 別表IIB によると、マシン・ガイドライン(MR)では、カップリングは機械そのものではなく、機械に取り付けるための部品であると位置づけられています。カップリングを使用するには、取り付け後の最終形態がすべての条件を満たしていなければなりません。


お届け


R+W のカップリングは、お届け後すぐに取り付けることができます。 受入検査工程後からカップリングの取り付け準備が整うまでは、製品が梱包されていた箱に入れて保管してください。また、この取扱説明書は製品と一緒に保管してください。


機能一般


R+Wの安全クラッチは、ボールソケット式です。オーバートルクが発生した際、駆動側、被駆動側の機械部品を損傷から守ります。

■安全クラッチの周囲に配置されている、焼き入れされたベアリングボールとボールソケットにより、ゼロ・バックラッシュでトルクが伝達されます。

■皿バネが移動リングに押し当てられることで、ベアリングボールが隣接するソケットにはまっています。

■切り離しトルクは調整リングを回転させることにより、永久的に調整可能です。

■オーバートルクが発生した場合、移動リングはソケットを飛び出したボールの力で押し出された皿バネ側に移動します。これにより、安全クラッチの駆動側と被駆動側が切り離されます。

■移動リングが軸方向に移動したことを、別途設置されたリミット・スイッチまたは近接センサーで検出し、駆動側の電源を落とします。

この設計では切り離しが行われたとき、皿バネのバネ圧は、小さくなります。このときに残ったバネ圧は、安全クラッチが連結されるには不十分です。

回転数が低い状態でのみ再連結します。

図1


4つの切り離しタイプ


❶原点復帰型(W)/❷インデックス型(D)/❸負荷保持型(G

図2

オーバートルクが発生した場合、標準の❶原点復帰型(W)と❷インデックス型(D)では、バネが外れてボールがソケットから飛び出し、駆動側と被駆動側を切り離します。 ごくわずかなバネ圧が残るため、トルクが設定した切り離しトルク値よりも低くなると、安全クラッチは自動で再連結します(グラフ1)。

❸負荷保持型(G)では、移動リングが外れ、内部部品が一定の角度動きます。この場合も駆動側と被動側が切り離されることはありません。

回転数が低い状態でのみ再連結します。

グラフ1

❹フリーホイール型(F

図3

オーバートルクが検出されると皿バネは完全に反転し、移動リングにはバネ圧が残らない設計になっています。駆動側と被駆動側は完全に切り離されます

再連結は自動で行われないため、手動で行ってください(図3)。

フリーホイール型の再連結

図4(a)                                       (b)

R+Wの安全クラッチは、60°ごとの6か所で、小さな押し込み力(E,2)で再連結することができます。再連結位置の合いマークを合わせてください。呼びトルク60以下は手動で、60以上はレバーを2本使用して調整リングの凹部に差し込んでください。レバーの代わりにマイナスドライバーを使用することも可能です(図4b)。

再連結は回転が完全に停止している状態で行ってください。


取り付け準備


シャフト、内径、キー、キー溝などすべての取り付け面がきれいで、バリや傷、打痕がないことを確認してください。シャフト径、安全クラッチの内径、キーとキー溝を測定してください。R+W製カップリングの内径は特別なご指示がない限り全てISO公差H7で加工されています。シャフトとハブ内径とのクリアランスは0.010.05mmです。取り付け時には、潤滑油を塗布することをお勧めします。取り付けが容易になります。ハブのクランプ力に影響はありません。

摺動グリースや二硫化モリブデンまたは極圧剤を含んだオイルやグリースを絶対に使用しないでください。


MSK1 / MSKNタイプの取り付けと締め付け管理トルク *MSKPタイプはキー締結のためスクリュはありません。


表1

MSK1/MSKNタイプは取り付けた部品(タイミングベルト・プーリやスプロケットなど)を支持するために複列ベアリングを内蔵しています。

各サイズのラジアル方向からの許容懸架荷重(A)を確認してください(1)。最大許容値を超えると安全クラッチの性能に影響を及ぼす可能性があります。

OHLの中心位置(B)が許容範囲内の場合は、荷重は2列あるベアリングの軌道輪と軌道輪の間にかかります。この場合、外付けベアリングは必要ありません。OHLの中心位置(B)が許容範囲外(オフセット取り付け)の場合は、追加の支持ベアリングを使用してください。これは径が小さい場合や、取り付けた部品の幅が広い場合にお勧めします。

用途に応じて、ボールベアリング、ニードルベアリング、平軸受などが使用可能です。

図5

図6


MSKPタイプの取り付け・取り外し


図7

キー締結:MSKPタイプ

取り付け

安全クラッチを適切な位置までシャフト上にスライドさせます。エンドプレート⑧などを用いて、適切な位置に固定します(図6)。

 取り外し

エンドプレートを取り外し、適切な工具を用いて安全クラッチをスライドさせて取り外します。

シャフトの適切な挿入量については、各クラッチの取り付け長さ(軸挿入深さ、穴深さ)を順守してください。


MSK1タイプの取り付け・取り外し


図8

取り付け

安全クラッチを適切な位置までシャフト上にスライドさせます。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュ(P)を締め付けます。

取り外し

キャップ・スクリュ(P)を緩め、安全クラッチを取り外します。

シャフトの適切な挿入量については、各クラッチの取り付け長さ(軸挿入深さ、穴深さ)を順守してください。


MSKNタイプの取り付け・取り外し


図9

 取り付け

安全クラッチを適切な位置までシャフト上にスライドさせます。 トルクレンチを使用して、すべてのキャップ・スクリュを均等に表1の締め付け管理トルクまで、対角線上に締めます。作業中に、安全クラッチがテーパーブッシュ方向に向かってわずかに動く場合があります。

 

締め付け管理トルク以上に締め付けると、テーパーブッシュが破壊する恐れがあります。

 

取り外し

キャップ・スクリュ(N)を緩めてください。ジャッキ・スクリュをテーパー部のジャッキ用ネジ穴に3つ挿入して、テーパー部に均等な圧力をかけ、安全クラッチを取り外します。

 

再度取り付ける場合は、ジャッキ・スクリュが元の位置に戻っていることを確認してください。

シャフトの適切な挿入量については、各クラッチの取り付け長さ(軸挿入深さ、穴深さ)を順守してください。


MSK2タイプの取り付け・取り外し


図10

 取り付け

取り付けの前に、締結するシャフトが、安全クラッチの許容偏角・偏心を超えないようにしてください。このデータはカタログでご確認ください。まず安全クラッチを適切な位置まで1本目のシャフトにスライドさせます。次にトルクレンチで、キャップ・スクリュを表1の締め付け管理トルクまで締めてください。2本目のシャフトを安全クラッチのもう一方へ挿入します。締め付ける前に、軸方向の力がかかっていないことを確認してください。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュを締めてください。

取り外し

キャップ・スクリュを緩め、安全クラッチを取り外します。

シャフトの適切な挿入量については、各クラッチの取り付け長さ(軸挿入深さ、穴深さ)を順守してください。


MSK3タイプの取り付け・取り外し


図11

 取り付け

取り付けの前に、締結するシャフトが、安全クラッチの許容偏角・偏心を超えないようにしてください。このデータはカタログでご確認ください。まず安全クラッチを適切な位置まで1本目のシャフトにスライドさせます。次にトルクレンチを使用して、すべてのキャップ・スクリュが均等に表1の締め付け管理トルクになるように、対角線上に締めます。2本目も同様に締め付けます。

締め付け管理トルク以上に締め付けると、テーパーブッシュが破壊する恐れがあります。

取り外し

キャップ・スクリュを緩めます。テーパーロック部にあるジャッキ・スクリュを3つ用い、均等な力でテーパーブッシュを引き、安全クラッチを取り外します。

再度取り付ける場合は、ジャッキ・スクリュが元の位置に戻っていることを確認してください。

シャフトの適切な挿入量については、各クラッチの取り付け長さ(軸挿入深さ、穴深さ)を順守してください。


MSK2/MSK3/MSK5タイプの取り付け・取り外し


図12

 取り付け

取り付けの前に、組み付ける安全クラッチの全長を確認してください。圧入による締結方法を採用しているので、ゼロ・バックラッシュを確保するため、雌側・雄側それぞれの部品の間にプリテンション(C)が必要となります。まずベローズのある雌側半分を1つ目のシャフト端の適切な位置に取り付けます。 次にトルクレンチを使用してキャップ・スクリュを適切な締め付け管理トルクまで締め付けます。更に雄側をシャフトのもう一端に取り付けます。雌側・雄側の部品が一体となり、安全クラッチが表2のプリテンション(C)で押し付けられる位置にしなければなりません。適切な位置に調整し、キャップ・スクリュを適切な締め付け管理トルクまで締め付けます。

取り外し

安全クラッチを分離させます。キャップ・スクリュを緩め、シャフトから安全クラッチを取り外します。

 シャフトの適切な挿入量については、各クラッチの取り付け長さ(軸挿入深さ、穴深さ)を順守してください。


最大許容心ずれ量


図13

R+Wのベローズ・カップリングは、偏心、軸方向移動、偏角を同時に吸収します。R+Wの安全クラッチは、オーバートルクからの保護に加えて、金属ベローズとの組み合わせにより、偏心、軸方向移動、偏角を吸収します。 表2には、サイズ別の心ずれ最大許容値が示されています。

安全クラッチが最大限の寿命を全うし、適切な動作を確保するには、許容範囲内での使用を順守してください。

 

R+Wの金属ベローズ・カップリングは、正確な心出しをすれば、カップリングの耐用年数が大幅に延びます。偏心を小さくしたり、取り除いたりすると、ベアリングへのラジアル方向からの許容懸架荷重は少なくなり、寿命が延び、発熱が抑えられます。高速回転での使用時は、ダイヤルゲージなどを用いてカップリングの心出しを精密に行うことをお勧めします。

表2

 


切り離し検出機器


リミット・スイッチ(型番618.6740.644

表3                                                         図14

近接センサー(型番 650.2703.001)

表4                                                          図15

移動リング③の軸方向移動は、リミット・スイッチまたは近接センサーにより検出可能です。移動リングが移動する距離は表2に示しており、適切な検出装置を選択する上で重要です。図1314に示している(a)(b)の値を維持できる位置に検出装置を取り付けなければなりません。切り離し検出機器なしでMSKタイプの安全クラッチを使用することはできません。 回路が破損した場合は、設定された切り離しトルク値で適切に切り離しが行われたかどうかを、すぐに目視で確認する必要があります。調整リングの値を参考にしてください。

 切り離し検出機器は機械へ取り付ける前に必ず検査を行ってください。


切り離しトルク値設定


MSK2、MSK5はクランプハブの隙間が合いマークになります

R+Wの安全クラッチは工場でお客様指定の切り離しトルクを設定し、合いマークを付けて出荷します。トルク調整範囲(最小値/最大値)も調整リングに記されています。調整リングに示された範囲内であれば、お客様ご自身で切り離しトルク値を変更することができます。

 

トルク調整中も、トルク調整範囲を超えてはいけません。

図16

切り離しトルク値を調整するにはロッキング・スクリュ⑪を緩め、フックレンチを使用して調整リングを回転させ、新たな設定値に変更します。ロッキング・スクリュを締め、テストを行ってください。

R+Wの安全クラッチには特殊なバネ特性の皿バネが組み込まれています。最大値/最小値は順守してください。

図17

①調整リング③スチール移動リング⑪ロッキング・スクリュ⑫トルク調整範囲⑬合いマーク


メンテナンス


R+Wの安全クラッチは、適切に取り付けられ、最大許容心ずれ及びラジアル方向からの許容懸架荷重の範囲内で使用する場合は、メンテナンス不要です。内部の部品には、給油不要のグリースが使用されています。

 製品を分解すると保証の対象外となります。

 

R+W金属ベローズ・カップリングの
取り付けおよび、操作方法:MBLシリーズ
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各警告図記号は以下のような意味を表しています


製品を取り扱う際に注意すべき事項があることを示しています。指示内容をよく読み、製品を安全にご利用ください。

行ってはならない禁止事項があることを示しています。指示内容をよく読み、禁止されている事項は絶対に行わないでください。

必ず行っていただきたい指示事項があることを示しています。指示内容をよく読み、必ず実施してください。


安全にご利用いただくために


R+Wのカップリングをご使用の際には以下の取り付け、操作、メンテナンス手順をよくお読みください。手順の順守を怠った場合には、カップリングの能力が低下したり、故障したりする可能性があります。 カップリングの取り付けは、有資格技術者が行ってください。詳しい説明は、MBLシリーズのカタログを別途ご覧ください。

回転中のカップリングは、危険を伴います。機械製造者、使用者、またはオペレータの責任の元に、十分安全に配慮したうえで作業してください。カップリングが回転中は近づいたり触れたりしないでください。カップリングの取り付けやメンテナンスを行う際は、機械が不意に起動しないようにしてください。


メーカーによる本製品の位置づけ


機械指令2006/42/EG 別表IIB によると、マシン・ガイドライン(MR)では、カップリングは機械そのものではなく、機械に取り付けるための部品であると位置づけられています。カップリングを使用するには、取り付け後の最終形態がすべての条件を満たしていなければなりません。


お届け


R+W のカップリングは、お届け後すぐに取り付けることができます。 受入検査工程後からカップリングの取り付け準備が整うまでは、製品が梱包されていた箱に入れて保管してください。また、この取扱説明書は製品と一緒に保管してください。


機能一般


R+Wのラインシャフトは、シャフトとシャフトの間が離れている場合に適した柔軟性のあるシャフトカップリングです。2つの金属ベローズカップリングと中間軸で構成されています。金属ベローズ部はSUS製で、偏心、偏角、軸方向移動を吸収します。ゼロ・バックラッシュでトルクを伝達し、高ねじり剛性です(らせん状ではありません)。水平に取り付けられる用途(図1)では、ベローズに非常に大きな負担がかるため、中間軸の重さを金属ベローズカップリング内のジンバル機構で支えます。垂直に取り付けられる用途(2)では、下側のベローズに大きな圧力がかかるため、中間軸は特殊なハブ④で支えられます。

図1

図2


標準のハブ/シャフト


R+Wのラインシャフトはカタログにある技術データに従って使用してください。


取り付け準備


取り付けおよび取り外しの際には、カタログに表示されている最大許容心ずれ量の1.5倍までが許容されるベローズの変形量です。カップリングを取り扱う際にも、それ以上の負担をかけないでください。永久歪みの恐れがあります。シャフトや内径などすべての取り付け面がきれいで、バリや傷、打痕がないことを確認してください。シャフト径とカップリングの内径を測定してください。R+W製カップリングの内径は特別なご指示がない限り全てISO公差H7で加工されています。シャフトとハブ内径とのクリアランスは0.010.05mmです。取り付け時には潤滑油を塗布することをお勧めします。取り付けが容易になります。ハブのクランプ力に影響はありません。

摺動グリースや二硫化モリブデンまたは極圧剤を含んだオイルやグリースを絶対に使用しないでください。


心出し/最大許容心ずれ量/寸法


R+Wのラインシャフト・カップリングは、中間軸の支持ベアリングを使用せずに最大6mの長さまで対応できます。長くご使用いただくためには、適切な心出しが必要不可欠です。特にレーザー心出し器をお勧めしますが、最大許容心ずれ量を超えない限り、その他の心出し方法でも問題ありません。最大許容心ずれ量、締め付け管理トルク、その他取り付けに関わる値は、表1に示してあります。

R+Wのラインシャフトは中間軸の長さ次第で偏心(図7)を吸収します。図6の公式で算出できます。

図5

図6

図7

表1


クランプ|MBLタイプの取り付け・取り外し


図8

取り付け

キャップ・スクリュ(E)を緩め、それぞれのシャフト端に金属ベローズ部分をスライドさせます。次に中間軸を挿入し、キャップ・スクリュ(J)で両方の金属ベローズに組付けます。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュ(J)を締め付けます。ラインシャフト全体をシャフト端に合わせて心出しし、トルクレンチを使用して、表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュ(E)を締め付けます。

取り外し

ラインシャフトの片側のキャップ・スクリュ(E)を緩めます。ラインシャフトの両端のキャップ・スクリュ(J)を取り外し、同時に中間軸も取り外します。中間軸の長さによって、この作業は2人で行う必要がある場合があります。もう片側のキャップ・スクリュ(E)を緩め両方のベローズを取り外します。


テーパーロック|MBLタイプの取り付け・取り外し


図9

取り付け

六角ボルト(E)を緩め、金属ベローズ部分をそれぞれのシャフト端にスライドさせます。この時、六角ボルト(E)を完全に外さないように注意してください。次に中間軸を挿入し、キャップ・スクリュ(J)を使用して両方の金属ベローズ部分に組付けます。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュ(J)を締め付けます。ラインシャフト全体をシャフト端に合わせて心出しし、トルクレンチを使用して表1の締め付け管理トルクで六角ボルト(E)を均等に締め付けます。六角ボルト(E)を均等に締め付けることは、シャフトと金属ベローズ部分の平行を確保するために重要です。

六角ボルト(E)を締め付け管理トルク以上に締め付けると、テーパーブッシュが破壊する恐れがあります。

取り外し

ラインシャフトの片側の六角ボルト(E)を緩めます。ジャッキ・スクリュ(F)3つ用い、テーパーブッシュを緩めシャフト上で動かせるようにします。キャップ・スクリュ(J)をカップリングの両側から外し、中間軸を取り外します。取り外す際は必ず中間軸を支えてください。中間軸の長さによって、この作業は2人で行う必要がある場合があります。もう片側のベローズ部分も同様に取り外します。


半割クランプ|MBHLタイプの取り付け・取り外し


図10

取り付け

両軸端距離(DBSE)が寸法(P)以上であることを確認してください。

寸法(P) ≦ 全長(A) – (2×O) mm

ラインシャフトを挿入し、半割クランプハブをキャップ・スクリュ(E)で組付けます。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクでキャップ・スクリュ(E)を締め付けます。

取り外し

キャップ・スクリュ(E)を外し、半割クランプハブを取り外します。シャフト端からラインシャフトを持ち上げます。


メンテナンス


R+Wカップリングは、適切に取り付けられ、最大許容心ずれ量の範囲内で使用する場合は、メンテナンス不要です。内部の部品には、給油不要のグリースが使用されています。適切に稼働しているかどうかは定期的に目視で確認してください。

R+W金属ベローズ・カップリングの
取り付けおよび、操作方法:MBK/MKシリーズ
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各警告図記号は以下のような意味を表しています


製品を取り扱う際に注意すべき事項があることを示しています。指示内容をよく読み、製品を安全にご利用ください。

行ってはならない禁止事項があることを示しています。指示内容をよく読み、禁止されている事項は絶対に行わないでください。

必ず行っていただきたい指示事項があることを示しています。指示内容をよく読み、必ず実施してください。


安全にご利用いただくために


R+Wのカップリングをご使用の際には以下の取り付け、操作、メンテナンス手順をよくお読みください。手順の順守を怠った場合には、カップリングの能力が低下したり、故障したりする可能性があります。 カップリングの取り付けは、有資格技術者が行ってください。詳しい説明は、MBK/MKシリーズのカタログを別途ご覧ください。

回転中のカップリングは、危険を伴います。機械製造者、使用者、またはオペレータの責任の元に、十分安全に配慮したうえで作業してください。カップリングが回転中は近づいたり触れたりしないでください。カップリングの取り付けやメンテナンスを行う際は、機械が不意に起動しないようにしてください。


メーカーによる本製品の位置づけ


機械指令2006/42/EG 別表IIB によると、マシン・ガイドライン(MR)では、カップリングは機械そのものではなく、機械に取り付けるための部品であると位置づけられています。カップリングを使用するには、取り付け後の最終形態がすべての条件を満たしていなければなりません。


お届け


R+W のカップリングは、お届け後すぐに取り付けることができます。 受入検査工程後からカップリングの取り付け準備が整うまでは、製品が梱包されていた箱に入れて保管してください。また、この取扱説明書は製品と一緒に保管してください。


機能一般


R+Wの金属ベローズ・カップリングは柔軟性のあるシャフトカップリングです。柔軟性が非常に高く、ねじり剛性も高いステンレス製ベローズは、ゼロ・バックラッシュでトルクを伝達します。 金属ベローズの復元力はごく小さく、偏心、偏角、軸方向移動を吸収します。様々な用途に対応できるよう、ハブの種類も豊富に取り揃えています。


標準のハブ/シャフト


R+Wの金属ベローズ・カップリングはカタログにある技術データに従って使用してください。

カップリングを改造すると保証の対象外となりますので、ご注意ください。



取り付け準備


取り付けおよび取り外しの際には、カタログに表示されている最大許容心ずれ量の1.25倍までが許容されるベローズの変形量です。カップリングを取り扱う際にも、それ以上の負担をかけないでください。永久歪みの恐れがあります。シャフト、内径、キー、キー溝などすべての取り付け面がきれいで、バリや傷、打痕がないことを確認してください。シャフト径、カップリングの内径、キーとキー溝を測定してください。R+W製カップリングの内径は特別なご指示がない限り全てISO公差H7で加工されています。コレット軸のMK3タイプはISO公差MBK7タイプはISO公差H7で加工されています。シャフトとハブ内径とのクリアランスは0.010.05mmです(MBK3SP0.010.025mm)。取り付け時には潤滑油を塗布することをお勧めします。取り付けが容易になります。ハブのクランプ力に影響はありません。

摺動グリースや二硫化モリブデンまたは極圧剤を含んだオイルやグリースを絶対に使用しないでください。


MBK/MKシリーズの締め付け管理トルクとプリテンション


表1



ランジ|MBKタイプの取り付け・取り外し


図9

取り付け

MBK1は、カップリングハブの内径または外径のいずれかを使用して取り付けることができます。 カップリングをお客様のフランジに取り付け、キャップ・スクリュで固定します。 キャップ・スクリュは、お客様がお持ちのトルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまで締め付けてください。

取り外し

キャップ・スクリュを緩め、カップリングを取り外します。


クランプ|MBK2 / MBKL / MBKC / MK2 / MBKH / MKH / MBKM / MBKSタイプの取り付け・取り外し


図10

取り付け

取り付け前に、締結するシャフトの偏心、偏角がカップリングの最大許容ずれ量以内であることを確認してください。この値はカタログを参照してください。まずカップリングを適切な位置までモータ側のシャフトにスライドさせます。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュⒶを締め付けます。次に、スピンドル側のシャフトをカップリングのもう一端へ適切な位置まで挿入します。締め付ける前に、カップリングに軸方向の力がかかっていないことを確認してください。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまでキャップ・スクリュⒶを締め付けます。半割クランプタイプは、適切なDBSE(H、軸間距離)を守ってください。

半割クランプタイプでは、シャフトをハブの内側まで完全に挿入してください。

取り外し

キャップ・スクリュを緩め、カップリングを取り外します。


テーパーロック|MBK3/MBK3SPタイプの取り付け・取り外し


図11


取り付け

取り付け前に、締結するシャフトの偏心、偏角がカップリングの最大許容ずれ量以内であることを確認してください。まずカップリングを適切な位置までモータ側のシャフトにスライドさせます。トルクレンチを使用し、必要な締め付けトルクに達するまで、対角線方式でキャップ・スクリュⒷを表1の締め付け管理トルクの3分の1ずつ締め付けます(円周方向ではありません)。仕上げに、締め付け管理トルクまで円周方向に締め付けてください。

キャップ・スクリュⒷを締め付け管理トルク以上で締めると破損する場合があります。

取り外し

キャップ・スクリュⒷを均等に緩めます。ジャッキ・スクリュを3本使用し、テーパーロック・ハブを外します。ジャッキ・スクリュには必ず均等に力をかけてください。ジャッキ・スクリュの頭にグリースを塗布すると摩擦抵抗が小さくなり、テーパーロック・ハブを取り外すのに必要な力が小さくなります。

MBK3SPの取り外しは、カップリングを分離させ軸方向のテーパーロック・ハブ固定用六角 ボルトを抜きます。ハブには、テーパーリングを押し出すために必要なスクリュを取り付けるためのめねじ穴が加工されています。

再度取り付ける場合は、ジャッキ・スクリュが元の位置に戻っていることを確認してください。


テーパー軸|MBK4タイプ


図12


取り付け

取り付け前に、締結するシャフトの偏心、偏角がカップリングの最大許容ずれ量以内であることを確認してください。この値はカタログを参照してください。まずカップリングを適切な位置までモータ側のシャフトにスライドさせます。トルクレンチを使用し、お客様指定の締め付け管理トルクまでツバ付きナット⑤を締め付けます。次に、もう1本のシャフトをカップリングのもう一端へ適切な位置まで挿入します。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまで、均等にテーパーロック・ハブ用六角ボルトⒷを対角線方式で締め付けます(円周方向ではありません)。仕上げに、締め付け管理トルクまで円周方向に締め付けてください。

取り外し

MBK3のようにテーパーロック・ハブを取り外します。反対側を取り外すには、テーパー軸を軸方向に支えているツバ付きナットを緩めます。適切な工具を使用しテーパー軸を取り外します。


分離アダプタテーパーロック|MBK6タイプ


図13

取り付け

MBK6は軸方向のキャップ・スクリュでテーパークランプ・リングを固定する構造になっています。分離したカップリングの半分をモータ側のシャフトに適切な位置までスライドさせます。トルクレンチを使用し、表1の締め付け管理トルクまで、キャップ・スクリュⒸを3分の1ずつ3回に分けて対角線方式で締め付けます(円周方向ではありません)。仕上げに、締め付け管理トルクまで円周方向に締め付けてください。

取り外し

モータに取り付けたキャップ・スクリュⒸを緩めます。カップリングの雄側と一緒にモータを取り外します。次にキャップ・スクリュを緩めます。ジャッキ・スクリュ⑥を使用し、テーパークランプ・ハブを後退させ、カップリングを取り外します。キャップ・スクリュⒸを均等に緩め(約2回転)、ジャッキ・スクリュを使用しクランプリングを取り外します。

再度取り付ける場合は、ジャッキ・スクリュが元の位置に戻っていることを確認してください。


コレット軸|MBK7/MK3/MK6タイプ


図14

取り付け

中空軸にコレット軸を完全に挿入します。トルクレンチを使用し、キャップ・スクリュⒹを表1の締め付け管理トルクまで締め付けます。次に、コレットの反対側に、シャフト端またはエンコーダーシャフトを挿入します。シャフトが正しい位置まで挿入され、カップリングに軸方向の残留力がないことを確認してください。トルクレンチを使用し、キャップ・スクリュⒶを表1の締め付け管理トルクまで締め付けてください。

取り外し

キャップ・スクリュⒶとⒹを緩め、カップリングを取り外します。コレット軸を外すために、キャップ・スクリュⒹに軸方向の力で引っ張らなければならない場合があります。


セットスクリュ|MK1/MK4タイプ


図15

取り付け

カップリングをシャフト端の適切な位置までスライドさせます。トルクレンチを使用し、セットスクリュⒺを表1の締め付け管理トルクまで締め付けます。シャフトのもう一端を適切な位置までカップリングに挿入し、軸方向の力が残っていないことを確認してください。トルクレンチを使用し、もう片方のセットスクリュⒺを表1の締め付け管理トルクまで締め付けます。セットスクリュは、呼びトルク1以下の小さなサイズには1本、呼びトルク1.5以上のサイズには120度の位置で2本組み込まれています。

■呼びトルク1以下:セットスクリュ1/ハブ

■呼びトルク1.5以上:120度の位置にセットスクリュ2/ハブ

取り外し

セットスクリュⒺを緩め、カップリングを取り外します。R+Wのカップリングには、セットスクリュによって発生するカエリバリを逃がすための溝が加工されています。


分離アダプタ|MK4/MK5/MK6/MBK5/MBK6タイプ


図16


図17

取り付け

シャフトの段付き加工や平キー面取りは不要です。取り付け前に、カップリングの全長を必ず確認してください。圧入による締結方法を採用しているので、ゼロ・バックラッシュを確保するため、雌側・雄側それぞれの部品の間にプリテンション(F)が必要となります。まず、雌側のベローズ本体をスピンドルシャフトの正しい位置に取り付けます。トルクレンチを使用し、キャップ・スクリュを、表1の締め付け管理トルクまで締め付けます。更に雄側をシャフトのもう一端に取り付けます。雌側・雄側の部品が一体となり、カップリングが適切なプリテンション(F)で押し付けられる位置にしなければなりません。表1をご覧ください。トルクレンチを使用し、キャップ・スクリュを表1の締め付け管理トルクまで締め付けます。

最大許容心ずれ量が、プリテンションによって変化することはありません。

 取り外し

カップリングを分離させます。キャップ・スクリュを緩め、シャフトからカップリングを取り外します。


最大許容心ずれ量


図22

R+Wの金属ベローズ・カップリングは偏心、偏角、軸方向移動を同時に吸収します。

製品カタログの技術データに、偏心、偏角、軸方向移動それぞれの最大許容芯ずれ量が記載されています。カップリングが最大限の寿命を全うし、適切な動作を確保するには、許容範囲内での使用を順守してください。

 R+W の金属ベローズ・カップリングは、正確な心出しをすれば、カップリングの耐用年数が大幅に延びます。特に偏心は、ベローズの耐用年数に悪影響を及ぼします。偏心を小さくしたり、取り除いたりすると、ベアリングへのラジアル方向からの許容懸架荷重は少なくなり、寿命が延び、発熱が抑えられます。高速回転での使用時は、ダイヤルゲージなどを用いてカップリングの心出しを精密に行うことをお勧めします。


中間フランジを使用した取り付け例


図23

中間フランジを使用してR+W金属ベローズ・カップリングを取り付ける場合は、駆動側と被駆動側のシャフトを正確に位置合わせすることが重要です。 フランジは位置合わせ治具などを使用して精密に機械加工し、取り付け面は互いに平行であり、シャフト軸に垂直でなければなりません。


一般的な据え付け例


図24

R+Wのカップリングを脚取り付け形モータとギアボックスの間に取り付ける場合は、十分に注意して取り付けを行ってください。 ギアボックスとモータシャフトが正しく位置合わせされ、装置が確実に固定されていることを確認してください。


メンテナンス


R+Wカップリングは、適切に取り付けられ、最大許容心ずれ量の範囲内で使用する場合は、メンテナンス不要です。内部の部品には、給油不要のグリースが使用されています。

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