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製品アプリケーション|記事一覧

カップリングが果たす安全装置的な役割

エンジンやモータ等駆動軸と設備の被動軸を繋ぐカップリングには4つの大きな役割があります。

1:駆動軸と従動軸のミスアライメント(心ずれ)を許容する
2:モータの振動を吸収する
3:モータの熱が従動軸に繋がるのを防ぐ
4:モータや機械の破損を防止する

カップリングを用いる主な目的は駆動軸と従動軸を繋ぎ、ミスアライメントを吸収することにありますが、カップリングの種類によって振動吸収や熱伝道を和らげる効果を高めることができます。またカップリングには、何らかの問題によって想定範囲外のトルクがかかった場合、カップリング自体が破断することで、大切な駆動機や従動機を守るという副次的な役割があります。我々メーカーとしては、カップリングに対して「安全装置としての機能」を保証しておりません。しかし、副次的な役割としてカップリングは自ら破壊されることによって、お客様の大切な設備を守る役割を果たしております。
今回はオルダム・カップリングが持つ他のカップリングにはない「安全機能」について解説しようと思います。


カップリングは消耗品

一般的に、カップリングは消耗品です。カップリングを使用するにつれ摩耗し、使用限界を超えた時点で交換が必要です。
オルダム・カップリングは本体であるハブの間に樹脂もしくは金属のトルクディスクが入っており、スライドすることで偏心、偏角を許容します。
駆動軸の回転動力を従動軸のある設備へと伝える過程でトルクディスクは徐々に摩耗していきます。マイティのオルダム・カップリングは標準ではめ合い部分にポリアセタール樹脂製のトルクディスクを使用しています。このポリアセタール・トルクディスクが持つバネ性と圧入によってオルダム・カップリングでありながら、ゼロ・バックラッシュを実現しています。しかしながら、製品の使用過程でトルクディスクは摩耗していき、徐々にバックラッシュが発生するようになります。バックラッシュが発生した場合、トルクディスクを新しいものへ交換することで、再びゼロバックラッシュになります。
その意味でオルダム・カップリングはハブ部分が破損しない範囲で使用し続けることができます。

※カップリングの寿命は、耐摩耗寿命から見れば、精密な芯出しを行いミスアライメントを小さくするほど延ばすことができます。


マイティのオルダム・カップリングはハブを守る

マイティのオルダム・カップリングは独自のトルクディスク形状をしています。カップリングは先述したように万一想定範囲外のトルクがかかった場合、カップリング自体が破断することで、大切な駆動機や従動機を守るのですが、マイティのオルダム・カップリングは独自のトルクディスク形状によって破断後ハブを守ることができます。

こちらはオルダム・カップリングからトルクディスクを除いた写真です。マイティのオルダム・カップリングは左右のハブが離れているのでトルクディスク破断時にも左右のハブ同士がぶつかり干渉することはありません。ハブ本体が守られるのでトルクディスクを新しいものへ交換するだけですぐに設備を稼働させることが可能です。

こちらはエラストマ・カップリング。オルダム・カップリングと同様にハブ分離型のカップリングですが、こちらは想定以上のトルクがかかった場合、ハブの金属同士が衝突しますのでハブも破断してしまいます。エラストマを交換して再使用することはできません。

オルダム・カップリングはトルクディスクの交換によって再利用が可能とお伝えしましたが、ハブ部分も当然摩耗します。写真のようにハブ部分が摩耗してしまうと、十分にトルクを伝達することができません。トルクディスクを交換する前に必ずハブ部分を目視し摩耗の状態を確認してからトルクディスクを交換するようにしてください。

 


マイティのオルダム・カップリングとトルクディスク

マイティが取り扱うオルダム・カップリングは無垢の棒材から切削加工によって1つ1つ丁寧に製作しており、高い精度と剛性を有しております。お客様の細かなニーズに最短納期でお応え、豊富なラインナップを取り揃え、お客様のニーズに合ったセミオーダーメイドが1点から可能です。

標準規格の製品が合わない

短納期で欲しい

他社で対応を断られてしまった

このようなお悩みがありましたら、ぜひ一度弊社までご相談ください。

短納期対応が可能な精密機器用ベローズ・カップリングMBシリーズ

MBシリーズは、アルミ合金製ハブとステンレススチール製ベローズ部から成る高剛性ゼロバックラッシュのベローズ・カップリングです。
高速回転に対応(10,000RPM)で高速サーボモータ、パルスモータ、スキャナーや位置決め装置でのご利用に適しています。

偏心、偏角、軸方向変位に柔軟に対応し、セットスクリュ止めのMB型、クランプ止めのMBC型それぞれにミスアライメントの運動量に応じたマルチタイプ(M)、ショートタイプ(S)、ロングタイプ(L)の3タイプを用意しております。

許容できる偏角・偏心・軸方向移動が最も大きな汎用タイプ

 

ねじり剛性が最も高いタイプ(精密に芯だしされた二軸間でご使用ください)

 

トルク容量が最も大きいタイプ

 


材質

ハブ:高張力アルミ合金(A2011T3及びA2011T8)
ベローズ:ステンレス・スチール
接合部分:銅合金(C106)、熱処理・亜鉛メッキ後クロメート処理
スクリュ:12.9タイプ、黒染め

 


マイティの短納期ベローズカップリング

 


マイティのベローズ・カップリング

マイティが取り扱うベローズ・カップリングはお客様の細かなニーズに最短納期でお応え、豊富なラインナップを取り揃え、お客様のニーズに合ったセミオーダーメイドが1点から可能です。

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トルクディスクとは?

トルクディスクとは、オルダム・カップリングのハブにある突起を用いてハブとハブを繋ぐ中間部品のことです。JIS工業規格では「スライダ」と呼ばれメーカーによって「スライダー」「スペーサ」と言った呼び方をされています。

 


トルクディスクの形状

トルクディスクの形状には大きな分類として「止まり穴タイプ」と「貫通穴タイプ」の2種類があります。

止まり穴タイプ

「止まり穴タイプ」はハブへの軸の挿入量を常に一定にすることができます。マイティではお客様からのご指定がない場合、全てのオルダム・カップリングのトルクディスクを「止まり穴タイプ」で対応させていただいております。

 

貫通穴タイプ

「貫通穴タイプ」はハブを貫通穴にすることで取付け時に駆動機もしくは被動機を動かす必要がないため作業をスムーズに行うことができます。
一方、トルクディスク単体の総合的な強度は「止まり穴タイプ」に比べて低下します。また取付け時に軸挿入量を一定に調整する必要があります。

【ご注意点】
ご注文時お客様のご指定がない場合、トルクディスクは「ポリアセタール止まり穴タイプ」を取り付けて出荷いたします。特にオルダム・カップリング19L型、33型、41型、50型、57型、70型、88型、118型は標準でハブが貫通穴となっております。ご指定がなければ「ポリアセタール止まり穴タイプ」となるので注意が必要です。トルクディスク「貫通穴タイプ」のご指定方法は発注時の型式末尾に「-TB」をつけてください。19L型、33型、41型、50型、57型では「ポリアセタール貫通穴タイプ」にオプション追加料金なく無料で変更が可能です。70型、88型、118型に関しては追加オプションとして有料で「貫通穴タイプ」にすることが可能です。

ハブの止まり穴と貫通穴

 

ポリアセタール製トルクディスクの外径寸法別形状変化について

ポリアセタール製トルクディスクの形状は外径寸法によって差異があります。これは長年のお客様からのフィードバックから各径における最適なトルクディスク形状を追求した結果です。


トルクディスクの種類

マイティのトルクディスクには用途に合わせた6種類を用意しております。

 

● ポリアセタール(標準品:止まり穴)「-T」/ポリアセタール(標準品:貫通穴)「-T-TB」
マイティのオルダム・カップリングにはポリアセタール製のトルクディスクを標準仕様としています。
ポリアセタール(POM)は、ポリウレタンやナイロン、アクリルといった通常のプラスチックに比べて強度に優れ、耐熱性(ポリアセタール自体の耐熱温度は80から120℃)耐磨耗性が大幅に強化されています。剛性や靭性にも優れ自己潤滑性があり高い温度安定性を持つ機械的特性に優れる樹脂をエンジニアリング・プラスチックとよび熱可塑性プラスチックに分類されます。
樹脂としてのポリアセタールは白色ですがマイティのポリアセタールトルクディスクはナイロン樹脂製、ポリエーテルエーテルケトン製のトルクディスクと区別するため黒色をしており環境温度、最低-20°C、最高 80°Cでの使用が可能です。

◎ ナイロン樹脂(振動吸収性大:止まり穴)「-T-SA」
標準のポリアセタール製トルクディスクに対して振動吸収性を高めたのがナイロン樹脂トルクディスクです。ナイロン樹脂は光ファイバーのケーブルや防弾チョッキにも用いられ高い強度と靭性を有し駆動軸の振動を吸収することができます。一方で剛性や耐熱性においてポリアセタールに比べ劣ります。
マイティナイロン樹脂製トルクディスクは発注時にご希望していただくことでオプション追加料金なく無料で変更が可能です。
より高い振動吸収性をご要望の際はエラストマ・カップリングを選定ください。
注:加工時における温度コントロールに精密な技術を要するナイロン樹脂トルクディスクは成型時の収縮率の差異から微量のバックラッシュがあります。

● ポリエーテルエーテルケトン(耐熱性大:止まり穴)「-T-PEEK」
ポリエーテルエーテルケトン(Poly Ether Ether Ketone)は正式名称の大文字部分を抜き出して 「PEEK(ピーク)」 と呼ばれています。
PEEKはポリアセタールと同様にあらゆる面において高機能を発揮する熱可塑性樹脂のエンジニアリング・プラスチックの中、全てにおいて高い機能を発揮することからスーパー・エンジニアリング・プラスチックと呼ばれており非常に高価なことでも有名です。
あらゆる面でポリアセタールを凌ぐ特性を有しますが特に耐熱性に優れマイティトルクディスクとしては最高の環境温度280℃まで対応可能です。
注:80℃を超える高温化でカップリングを使用する際はトルクディスクをPEEKへ変更するだけではなく、ハブ材質もSUS材料に変更する必要があります。

◎ アルミ合金 ナイロン樹脂コーティング(高剛性:貫通穴)「-T-AJ」
アルミ合金製トルクディスクはトルクディスク部分を樹脂からアルミ合金にすることで、樹脂にはない高い剛性と強度を得ています。更にアルミ合金の表面にナイロン樹脂をコーティング、仕上げにハブとの接地面をマシニングセンタによる切削加工をして仕上げています。高剛性が求められる幅広い使用用途に対応したトルクディスクです。
注:微量のバックラッシュがあります。

◎ アルミ合金 潤滑メッキタイプ(高剛性:貫通穴/インデックス用)「-T-A」
ナイロン樹脂コーティングの代わりにアルミ合金の表面に0.1mmの潤滑メッキを施したトルクディスクです。ナイロン樹脂コーティングに比べて仕上げの切削加工の必要がないため安価に製造が可能です。一方でハブとトルクディスク間に0.02mm程の隙間が発生するためバックラッシュが発生します。そのため間欠運転を行うインデックスドライブ等の用途に適しています。

 


マイティのオルダム・カップリングとトルクディスク

マイティが取り扱うオルダム・カップリングはお客様の細かなニーズに最短納期でお応え、豊富なラインナップを取り揃え、お客様のニーズに合ったセミオーダーメイドが1点から可能です。

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カップリング専門メーカーとしての誇り

日本には数多くのカップリングメーカーがありますが、軸継手に特化しカップリングを取り扱う専門メーカーはマイティだけです。

軸と軸を繋ぐ軸継手は産業革命以来ずっと、動力を機械へ伝達し続けてきました。動力が蒸気機関からエンジンやモーターへと変わっても「動力を機械へと繋ぐ」役割を担うカップリングは無くなることなく動力伝達を影から支えてきたのです。

私たちマイティは一人ひとりのお客様の声を大切に拾い上げ「短納期」「高速回転」「特殊対応製品」に特化したカップリングをお届けしております。これらは「汎用品」「量産品」と対極に位置する製品であり、ユーザーであるお客様と共につくり上げてきたもの、そのひとつひとつの積み重ねが年輪のようにマイティのノウハウとして蓄積されています。

いざという時には身を呈し、自ら破壊されることで大切な機械を守るカップリング、主役である動力や機械を引き立て調整役に徹するカップリングのあり方そのものが、私たちカップリング専門メーカーマイティの指針であり誇りなのです。


お客様の声から生まれたマイティのオルダム・カップリング

エンジンやモータの駆動軸とそれをつなぐ機械の従動軸は「軸心」を一致させなければなりません。軸心を一致させカップリングを正しくセットしなければ、機械にブレや歪みが発生、動力伝達効率は著しく低下し、機械に大きな影響を及ぼします。

このような問題が発生しないよう、カップリングの取り付けには軸心を一致させる作業「心出し」が必要不可欠。中でも「精密な心出し」は機械の特性を熟知した技術者が行う時間のかかる作業でした。精度が必要であればあるほどレンジは狭くシビアな「心出し」が必要とされてきました。

「精密な心出し」の必要なく、熟練技術がなくてもカップリングの取り付けができるには、偏心と偏角そして軸方向移動の三方向へのミスアライメントに対して同時に対応することが必要でした。この三方向へのミスアライメントを同時吸収する製品としてオルダム・カップリングがありましたが、それまでのオルダム・カップリングにはバックラッシュがあり高い精度が求められる用途での使用には限界がありました。

「バックラッシュがなく熟練の技術がなくても取り付けられる高精度なオルダム・カップリングはないか?」

そんなお客様からの声から生まれたのがマイティのオルダム・カップリングMJシリーズです。


マイティのオルダム・カップリングMJシリーズ

マイティのオルダム・カップリング『MJシリーズ』は、偏心・偏角・軸方向移動の三方向へのミスアライメントを同時に吸収でき「精密な心出し」が不要、取り付けが容易です。2つのハブを「トルクディスク」でつないだシンプルな3点構造で、マイティの独自技術により高精度&ゼロ・バックラッシュを実現しました。

【特長】

 ■ ハブを丸棒から精密機械加工することで高精度&ゼロ・バックラッシュを実現
 ■ 最大偏心7mmと偏角1°を同時吸収して疲労破壊を防止
 ■ 軽度の軸方向移動にも対応し三方向へのミスアライメントを同時吸収
 ■ セットスクリュタイプ・クランプ止めタイプを用意、用途に合わせた豊富なラインナップ
 ■ キー溝追加工も可能 
 ■ 電気絶縁性、非磁性、無給油
 ■ 内径φ3~φ50
 ■ トルク0.06~400Nm


高精度オルダム・カップリングを短納期で

カップリング専門メーカーであるマイティのオルダム・カップリングは高精度&ゼロ・バックラッシュを実現するだけでなく短納期までも実現。豊富な在庫を取り揃え「Three Days Mighty」を合言葉に最短納期で対応しております。

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他社で対応を断られてしまった

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サービスファクタ(SF)とは?

カップリングには製品に応じた最大許容トルクが設定されています。最大許容トルクとはカップリングが軸を保持できるトルクの最大値のことで、製品毎に設定されています。この値を超えるトルクがかかると軸滑りが発生します。

実際にカップリングを使用する際、トルクは様々な使用条件によって変動することが多くその負荷の種類により、サービスファクタと呼ば れる係数を用いて使用条件に対応する最大許容トルクを算出します。

サービスファクタ(Service Factor)とは機械が受ける負荷(トルクや荷重など)について、基準となる状態を1とし条件に対する負荷係数を表すもので「安全率」とも呼ばれます。「SF2」とは、負荷に対する強度として通常の2倍の強度が必要という意味になります。

◾️カップリングの選定におけるサービスファクタ

 

最大許容トルクからカップリングの選定を行う場合、使用する機器のトルク×サービスファクタの値が最大許容トルクの数値内にある製品を選定してください。上表よりサービスファクタを決め、必要とする動力に乗じて設計動力を決定してください。

製品の最大トルクに関しては各製品ページの寸法・仕様一覧をご確認ください。


オルダム・カップリング寸法・仕様一覧

 


マイティのオルダム・カップリング

マイティが取り扱うオルダム・カップリングはお客様の細かなニーズに最短納期でお応え、豊富なラインナップを取り揃え、お客様のニーズに合ったセミオーダーメイドが1点から可能です。

標準規格の製品が合わない

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トルク制御とは?

トルク制御とはエンジンやモータからの発生トルクを「トルク設定範囲」におさめ一定水準に保つことです。トルク制御は回転機構を有する様々な機械で行われており、製品の品質安定や異常事態の制御に用いられています。トルク制御の方法には、モータの電流を制御することによってトルク制御を行う「電流制御」が一般的です。トルクを一定にキープしたい印刷機の紙送り軸や重量物移動で使用する天井クレーン等パワーアシスト用途に活用されています。

 

 

 


トルク制限とは?

「トルク制御」と類似の用語に「トルク制限」があります。

トルク制限とはエンジンやモータからの発生トルクが「設定トルク以上」になった場合、設定値以上にならない機能、また駆動軸と被駆動軸を完全に切り離す機能のことです。トルク制御と同様にータに流す電流を制限することで発生トルクを抑える「電流制限」の他、安全クラッチトルク・リミッタを用いてトルクを抑える「機械制限」があります。「トルク制御」に比べてシステムがシンプルで低コストで設置が可能です。

「機械制限」によるトルク制限には2種類あります。トルクを遮断することなく駆動側と機械装置を保護することができる「トルク・リミッタ」とトルク伝達を切り離し駆動側と機械装置を保護、過負荷が取り除かれた場合、自動または手動で連結することができる「安全クラッチ」です。

安全クラッチはトルク制限の中でも「安全装置」的な意味合いが強く、モータや設備を異常から守る為に使用されることが多いです。一方「トルク・リミッタ」はワークにかかる負荷を制限し製品を守るために使用されることが多くなっています。

安全クラッチの場合「負荷保持型(Gタイプ)」を選択することでトルク・リミッタと同様にトルクを設定トルク内に維持することが可能です(トルク・リミッタは「切り離し」することはできません)安全クラッチとトルクリミッタの違いに関してこちらを参考にしてください。

 


トルク制限 機械制限のメリット

トルク制限には「電流制限」と「機械制限」がありますが「安全クラッチ」や「トルク・リミッタ」を使用するメリットはどこにあるのでしょうか?一般的にトルク検出器と電流制限器を用いた「電流制限」に比べて「機械制限」は装置が小さくシステムをシンプルに構築することができます。また停電時や異常電圧による過負荷に対してもトルク制限に影響を受けにくいというメリットがあります。一方で安全クラッチやトルク・リミッタは電流制限のようなトルク値の微調整ができません。

 

トルクリミッタには外径φ26〜35㎜の比較的小型のものが多いのですが、マイティでは外径φ57、73㎜のトルク・リミッタもラインナップされています。一方安全クラッチは外径φ63㎜から重工業向けの外径φ700㎜を超える大型なものまで用途に合わせて様々なタイプがラインナップされています。


トルク・リミッタ MTLAシリーズ

 

マイティのトルク・リミッタMTLAシリーズはユーザーが任意にプリセット・トルクを設定できる乾式多板摩擦クラッチで「機械制限」によるトルク制限が可能な製品です。オン・オフ機構、オーバーラン防止装置、過負荷保護装置、ブレーキなどの幅広い用途でご利用いただけます。低速から高速回転まで幅広く対応MTLA-57ではMAX9,000RPMまで対応が可能で、回転を一方向のみに対応したMTLA-57SRも登場しました。


MTLAには乾式多板摩擦クラッチとしては珍しい大型タイプが2種類ラインナップされています。大径にも関わらずイナーシャが小さく軽量、もちろんMTLAの特徴であるトルク調整が容易さや扱いやすさは大きくなっても変わりません。


MTLA-57以下のサイズではミニチュア・スリップクラッチのMSCシリーズをご利用ください。


マイティのトルク・リミッタ

マイティが取り扱うトルク・リミッタはお客様の細かなニーズに最短納期でお応え、豊富なラインナップを取り揃え、お客様のニーズに合ったセミオーダーメイドが1点から可能です。

標準規格の製品が合わない

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安全クラッチとトルク・リミッタの違い
高度に自動化された機械装置が想定外のトラブルによって稼働停止すると莫大な損失を被ります。機械装置の損傷やそれに伴う作業者の怪我は長期的な企業収益悪化の要因となります。マイティの取り扱う安全クラッチ/トルク・リミッタは過負荷保護装置として大切な機械装置と作業者を万一想定外のトラブルから守る安全装置として機能します。
そんなマイティの安全クラッチとトルク・リミッタ、二つの過負荷保護装置の違いをまとめました。

 


安全クラッチ(Safety coupling)とは、広義のカップリングの一種で、事前に設定したトルク値に対して過大トルクをリミットスイッチやセンサーで検出、トルク伝達を切り離し駆動側と機械装置を保護、過負荷が取り除かれた場合、自動または手動で連結することができる「過負荷安全装置」のことです。

【ポイント】
1:設定トルク以上の過大トルクをリミットスイッチやセンサーで検出
2:過大トルクに対して、トルク伝達を切り離すことで装置を保護
3:過負荷が取り除かれた場合自動または手動で連結

【メリット】
1:トルク設定値の自由度があり高トルクでも使用可能
2:基本メンテナンス不要
3:ゼロ・バックラッシュ

【デメリット】
1:装置が大型・複雑で扱いにくい(装置の他リミットスイッチやセンサーが必要)
2:トルク・リミッタと比較して価格が高い
3:特殊な場合を除き修理不可で再利用できない

ボールソケット式安全クラッチ



トルク・リミッタ(Torque limiter)※とは、広義のカップリングの一種で、事前にトルク値を設定、設定以上の過負荷に対してスリップすることでトルクを設定トルク内に維持、トルクを遮断することなく駆動側と機械装置を保護することができる「過負荷安全装置」のことです。

※ 乾式多板摩擦式のトルクリミッタのことを「スリップ・クラッチ」と呼ぶ場合があります

【ポイント】
1:設定トルク以上の過大トルクに対してスリップ
2:過大トルクに対して、トルク伝達を切り離すことなく装置を保護
3:過負荷が取り除かれた場合、自動で滑らかにトルクを維持

【メリット】
1:装置が小型・シンプルな構造で扱いやすい
2:安全クラッチと比較して価格が安い
3:摩擦板交換による再利用が可能

【デメリット】
1:トルクの設定値が限定的で高トルクでは使用できない
2:摩擦板の消耗によってメンテナンスが必要
3:バックラッシュあり

乾式多板摩擦式トルク・リミッタ


 

 


マイティの安全クラッチ/トルク・リミッタ

マイティが取り扱う安全クラッチ/トルク・リミッタは、豊富なラインナップを取り揃え、お客様のニーズにお応えいたします。

用途に合わせてご利用ください。選定に迷った時は「お問い合わせ」から弊社までご相談ください。カップリングのスペシャリストがお客様の用途に合わせた最適な製品をご提案させていただきます。

標準規格の製品が合わない

短納期で欲しい

他社で対応を断られてしまった

このようなお悩みがありましたら、ぜひ一度弊社までご相談ください。

 

 

ユニバーサルジョイント(Universal Joint)とは日本語名「自在継手(じざいつぎて)」といい、カップリング(Coupling)「継手(つぎて)」の一種。主要ミスアライメント(心ずれ)の偏角(へんかく)・偏心(へんしん)・軸方向移動(じくほうこういどう)の内、「偏角対応」に優れた製品で角度を自由に変化させられる継手のこと。

 

マイティ ユニバーサルジョイントの特徴

マイティのユニバーサルジョイントの特徴は2つ、ゼロバックラッシュと偏角吸収の大きさ。シングルタイプのMC/MCMはなんと最大±45度。大型内径スプリング・ピンのMDタイプでも最大40度と広い角度での使用が可能です。

 

 


 

ダブルタイプのMC/MCMはなんと偏角吸収が最大±90度。シングルタイプ、ダブルタイプどちらもゼロバックラッシュ、内径はφ3〜10を用意しております。


マイティのユニバーサルジョイント

マイティが取り扱うユニバーサルジョイントはお客様の細かなニーズに最短納期でお応え、豊富なラインナップを取り揃え、お客様のニーズに合ったセミオーダーメイドが1点から可能です。

 

標準規格の製品が合わない

短納期で欲しい

他社で対応を断られてしまった

このようなお悩みがありましたら、ぜひ一度弊社までご相談ください。

 

 

<鉄道分野における製品(振動減衰・エラストマ)>

今後の鉄道システムにおいて、信頼性の高い接続が前提条件となるでしょう。すべての鉄道車両には独自の駆動技術があります。
したがって全ての駆動タイプには、その要件に合う合理的で且つ高性能なカップリングが必要とされます。
弊社は高速鉄道輸送業界向けのカップリングをご提供することで、従来の機械工学システムをハイエンド技術に変える専門家となりました。
例えば、コンパクトな振動減衰エラストマ・カップリングは、日本の青森・東京間を結ぶ新幹線の速さ、安全性、信頼性、快適性を保証します。
カップリングはまた、不快な振動を無くすことも可能にしました。
弊社ではお客様の要件に合ったカップリングがきっと見つかるでしょう。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。

エラストマ・カップリングシリーズ

<貨物運送分野(振動減衰・安全クラッチ)>

ドイチェ・バーン(ドイツ鉄道)は、毎日何千人もの乗客と貨物を輸送しています。

鉄道貨物車は、トラックやその他の道路輸送手段と比較して、特に大型貨物を輸送する利便性を高めます。

また自動車を輸送する際に、何台もの道路貨物車を使用することなく一度に運搬できます。

しかし鉄道貨物車には、調整可能な積載スペースと高さが必要となります。

そこで鉄道労働者が車のナットランナーを使用して積載高さを調整するための昇降装置が必要となります。

これは桁を動かす歯車ラックで調整を可能にします。歯車ラックを過負荷や振動から保護するために、振動減衰を備えた弊社のコンパクトな安全クラッチが使用されています。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。

MSLEタイプ

<鉄鋼分野の製品>

多くの国内外の製鉄会社は、弊社の安全クラッチを使用しています。

最も重要な要件は、過負荷の際でも摩耗しないよう、製品の寿命を永くすることが求められています。

工業用鉄鋼を生産する上で、鉄鉱石を鉄鋼へ加工することは最も繊細でリスクが高い製造工程の1つです。

この工程はコンバータを使用して加工します。

この生産段階では、コストがかかるダウンタイムを避けることが不可欠となります。

弊社の頑丈な機械式安全クラッチは衝撃の際、ラドルカー(取鍋)のドライブを保護し、停止時間、破損のリスクを最小限に抑えながら正確に動力を伝達します。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。

MST安全クラッチ全シリーズ(大型製品向け)

<冷/熱間圧延鋼板の製造-安全クラッチ・自動再連結機能>

鋼板を製造する圧延機における要件はいくつかあります。製造工程中に絶えず計測と品質管理が行われます。

(パイプの直径が最大1,800㎜までになることもあります)この場合の駆動能力は重工業分野の巨大なトルク範囲が必要となります。

弊社の安全クラッチは、自動再連結のため圧延機内で駆動する移送ユニットとローラー部分との間で使用されます。

従来の製品と比較して、頑丈な安全クラッチは、耐久性がありメンテナンス不要です。

自動再連結機能により、復帰の際に操作は不要です。

加えて安全クラッチは、圧延機内に過負荷がかかった場合のダウンタイムを最小限にすることができます。

よって圧延機自体のメンテナンス費用も抑えることができます。

弊社の安全クラッチは自動再連結機能もあり、圧延機内で搬送装置と被動側のローラー部分との間で使用されています。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。

MSK1タイプ

安全クラッチシリーズ

高精度カップリングの秘密

マイティ製オルダムカップリングのハブ材質には「快削黄銅・アルミ合金」「SUS303 304 316等ステンレス」「チタン合金」などが用いられ、そのほとんどが「切削加工」によって製造されています。金属加工には主に5つの方法「鋳造・鍛造・切削・プレス・溶接があります。また近年生まれた新しい加工方法として金属3Dプリンタによる成形方法が注目されています。

 

鋳造加工:精度★★☆☆☆ 価格★★★★★ 量産★★★★★ 強度★★★☆☆ 加工自由度★★★★☆

造(ちゅうぞう)は金属を高温で熱することで液体にし、鋳型に流し込んで成形する加工方法です。非常に古い金属加工方法で大量生産が可能です。一方で高温で熱せられた金属が冷えて固まる工程で金属が収縮するため寸法精度管理が難しく、固めた金属内部に気泡「ひけ巣」が発生する可能性があります。ひけ巣は目視検査では発見することができないため精度や強度の面で高い技術が必要です。

 

鍛造加工:精度★★☆☆☆ 価格★☆☆☆☆ 量産★★☆☆☆ 強度★★★★★ 加工自由度★★☆☆☆

造(たんぞう)は熱した金属をハンマー等で叩き金属内部の隙間や不純物を排出し強度を高めながら成形する加工方法です。古くから日本刀や強度が必要な武具の生産に用いられてきました。大量生産には向きませんが非常に強度の高い製品をつくることができます。一方で加工に時間がかかり加工に技術が必要なため高価で大量生産には不向きです。ただし近年技術進歩によってプレス技術と鋳造技術を組み合わせた型鍛造は大量生産が可能です。

 

切削加工:精度★★★★★ 価格★★★☆☆ 量産★★★☆☆ 強度★★★★☆ 加工自由度★★☆☆☆

削(せっさく)はドリルやバイトといった工具を用いて金属材料を削りながら成形する加工方法です。加工には素材自体を回転させて加工する旋盤加工と素材は固定し工具を回転させて加工するマシニングセンタ加工に分かれます。旋盤加工では素材自体を回転させる必要があるので、素材の多くは細長い棒状です。素材を溶かしたり熱する必要がないため素材自体の精度が高く、加工による寸法精度も高いのが特徴です。一方で素材自体が高価で切削面積が大きい場合加工に時間がかかります。また工具が入り込めない複雑な形状は加工することができません。

 

プレス加工:精度★★★☆☆ 価格★★★★☆ 量産★★★★★ 強度★★★☆☆ 加工自由度★★★★☆

レス(Press)はあらかじめ成形した金型を2枚用意しその間に素材を強い力ではさみ込むことによって成形する加工方法です。非常に高い量産性を持ち板状金属を成形するのに最適な加工方法です。広い意味では鍛造の一種とも言えますが鍛造と異なり圧力の加わった部分が伸びる分、強度は低下します。また金属塊や厚みのある形状ではプレス加工ができない場合もあります。

 

溶接加工:精度★☆☆☆☆ 価格★★☆☆☆ 量産★☆☆☆☆ 強度★★★★☆ 加工自由度★★★★★

接(ようせつ)は材料と材料に溶加材を加えて溶かしながら熱圧着することで成形する加工方法です。手作業による加工が多く量産性が低いのが特徴です。近年ロボットによる加工も増えることで量産性が高まっていますが他の加工に比べると工程も多く難易度の高い加工方法です。レーザー加工やワイヤーカットも放電加工の一種です。

 


イティカップリングの金属ハブ部分はそのほとんどが無垢の棒材から削り出した切削加工品。特にオルダム・カップリングのハブは同ロットの製品に同じロットの棒材を使用しているので、製品ひとつひとつの精度が高いことはもちろん、同一製品間でのロットバラツキが少ないので交換時の調整をスムーズに行うことができます。

安価なカップリングはハブ部分を鋳造加工しているので大量生産が可能ですが、ひけ巣の問題からどうしても品質にバラツキが生じやすく精度も不安定になりがち。無垢の棒材から切削加工でつくられるハブは、切削する体積が多く外径加工、穴加工、マシニング加工と工程を分ける必要があるため大量生産ができません。しかし、ひとつひとつ丁寧に切削加工された製品はミスアライメントの少ない精度の高い製品に仕上げることが可能なのです。マイティは手間暇のかかる切削加工によってつくられたオルダム・カップリングを豊富にストックすることで高品質でありながら短納期でお客様に届けることが可能なのです。

高い精度を求める時には、ぜひ切削加工によってつくられたマイティのオルダム・カップリングをお試しください。

 

 


マイティのカップリング/ジョイント/トルクリミッタ

マイティが取り扱うシャフト・カップリングはお客様の細かなニーズに最短納期でお応え、豊富なラインナップを取り揃え、お客様のニーズに合ったセミオーダーメイドが1点から可能です。

標準規格の製品が合わない

短納期で欲しい

他社で対応を断られてしまった

このようなお悩みがありましたら、ぜひ一度弊社までご相談ください。

<リニアドライブ-160,000 Nmのメンテナンス不要、オールステンレス>

上記写真の駆動ローラーは冷/熱間圧延鋼板、ロール成形における生産工程で使用されます。

個別の駆動ローラーにより次の生産工程へ搬送されます。うまく作動しない駆動ローラーが一つでもあると、他の駆動ローラーに大きな負荷がかかります。

このような状態はローラーの表面コーティング、機械の耐用年数に大きな影響を及ぼします。

したがって駆動ローラー装置の連結不良を防止することが不可欠と言えるでしょう。

搬送される材料は時に180度以上の温度を放出するため、スパイダー形カップリングでは長寿命で耐久性のある製品とは言えません。

ギヤ・カップリングでさえ、定期的なメンテナンスと部品交換が必要となります。

しかし金属製ベローズ・カップリングは、正に適切と言えるでしょう。頑丈な設計に加えて、作動中に生じるミスアライメントや熱膨張を補います。

耐衝撃性を備えており、さらにカップリングには追加で安全クラッチシステムを組み込むことも可能です。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。

MBKSタイプ(オールステンレス)

ベローズ・カップリングシリーズ

<風力発電-精密さを活かした効果>

風力発電所の回転部品は増速機と変速機の力を借りて、風力を適度に発生させることができます。

増速機に接続するには、測定結果を正確に伝達する必要があるためMELシリーズとMBKシリーズなどのねじれ角に強いカップリングが必要です。

さらにカップリングは陸上、沖合風力発電所の環境下で使用し続けることができるほどの耐久性がなければなりません。

それらの環境下には衝撃や振動に加えて塩分の多い海の空気や潤滑剤など汚れた物質との接触に加えて、-40 + 100度の温度範囲の下で動力を伝達する必要があります。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。

MELシリーズ  MELシリーズ(大型製品用はコチラ)

MBKシリーズ

 

シャフト・カップリング/軸継手(じくつぎて)とは、主にモータ等軸の動力をマシンの軸へ繋げるために使用される継手のことで一般的に「カップリング」や「ジョイント」と呼ばれます。マイティでは偏心吸収性の高い製品を「カップリング」、強偏角や軸方向変位に対応した製品を「ジョイント」と呼び2つを区別し製品化しています(偏心吸収力と強偏心の両対応した製品「ラテラル・カップリング」も取り扱っております)

カップリングジョイントは主にモータ側の「駆動軸(くどうじく)」とマシン側の「従動軸(じゅうどうじく)」を繋ぎ、モータの動力をマシンへ伝えるために使用されます。


カップリングの機能

駆動軸と従動軸を繋ぐ役割を担うカップリングに二軸を繋ぐ以外の機能を付け加えたのがクラッチ/トルクリミッタです。

シャフト・カップリング/軸継手(じくつぎて)には先に紹介した常に動力を伝えるカップリング/ジョイント(永久継手)に加え、 断続的に動力を伝える(二軸をつなげたり離したりする)クラッチがあります。中でも断続的に動力を伝え過負荷がかかると接続を切り、動力伝達を遮断したり制限する装置トルクリミッタ( 安全クラッチ)と呼びシャフト・カップリング/軸継手の重要な機能です。

MSCスリップ・クラッチ

カップリング/ジョイントにクラッチを取り付けることで、モータや機械を破損から守るだけでなく修復時間を短縮したり問題の原因追求しやすい装置環境を作り上げることが可能です。

 


カップリングの役割

カップリングやジョイントには動力を伝える以外にも様々な特徴があります。

 

1:駆動軸と従動軸のミスアライメント(心ずれ)を許容する

ミスアライメント(心ずれ)とはモータと機械の軸など二個以上の機械要素を組み合わせる時に発生する軸と軸の中心芯の誤差のことで以下の種類があります。

● 偏角(へんかく) 駆動軸に対して従動軸の傾き

● 偏心(へんしん) 駆動軸に対する従動軸の径方向への変位

● 軸方向移動(じくほうこういどう) 駆動軸と従動軸による軸方向への移動

製品の使用環境下ではミスアライメント(心ずれ)が複合的に発生します。用途や目的に合わせて様々な形状のカップリング/ジョイントを使い分けでいくことが大切です。

 

2:モータの振動を吸収する

モータの回転運動によって発生する振動が駆動軸を通じて従動軸へ伝わってしまうと、マシンの故障や精度に大きく影響を及ぼしてしまいます。振動対応のカップリング/ジョイントを使用することで振動を吸収し和らげることができます。

3:モータの熱が従動軸に繋がるのを防ぐ

モータは回転運動時に熱を発生させます。耐熱対応のカップリング/ジョイントを使うことで、その熱がマシンに伝達するのを抑えることができます。

4:モータや機械の破損を防止する

故障や何らかのトラブルによってモータやマシンに想定以上の負荷が発生した場合、カップリング/ジョイントが破断することでモータやマシンを故障から防ぐことができます。

更にカップリング/ジョイントに「クラッチ/トルクリミッタ」を取り付けることで、軸継手を破断させず適正トルクを維持することが可能です。


マイティのカップリング/ジョイント/トルクリミッタ

マイティが取り扱うシャフト・カップリングはお客様の細かなニーズに最短納期でお応え、豊富なラインナップを取り揃え、お客様のニーズに合ったセミオーダーメイドが1点から可能です。

標準規格の製品が合わない

短納期で欲しい

他社で対応を断られてしまった

このようなお悩みがありましたら、ぜひ一度弊社までご相談ください。

<水力-より少ないダウンタイムと低コスト>

地表の70%以上が水で覆われています。この巨大なエネルギー源の利用はこれまで以上に重要といえるでしょう。

水力発電所は3つのタイプに分類することができます:河川発電所、貯水施設、ポンプ式貯蔵発電所です。

これらすべてのタイプにおいて、水は水圧菅を通ってタービンブレード上に落下し、ブレードを回転させます。

ジェネレータの助けを借りて、ブレードの回転は電流または電力を発生させます。大規模な発電所は最大1,000,000ワットの電力を生産します。

ドライブの一定動作により、それらに付随する部品の作業寿命に対する要求が高くなります。

過負荷が発生した場合、ミリセック単位でモータと発電機を切り離す弊社の安全クラッチは信頼性が高く、さらなる損傷を防止します。

これによりダウンタイムとコストが最小限に抑えられます。

過負荷が予期される際の安全クラッチの信頼性、コンパクトな設計、ゼロバックラッシュはこの分野では重要条件と言えるでしょう。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。

MSK2タイプ

ボールソケット式安全クラッチMSK全シリーズはコチラをご覧ください。

 

自動ドア開閉システム(柔軟なエラストマ・カップリング)

近年では列車やバスの自動ドアシステムメーカーは、空気圧システムから機械システムに変換しています。

空気圧システムの欠点は、高度なメンテナンスが必要となり、過負荷や破損による故障の影響を受けやすいことです。

予期せぬ故障や破損が生じる可能性が高い為、自動ドアを製造する上で何度も部品を交換する必要があります。

その解決策として、R+W製の柔軟なエラストマ・カップリングなら駆動モーターを列車やバスドアに直接締結できます。

エラストマ・インサートの剛性により、衝撃と振動が減衰され自動ドアシステム全体を保護します。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。

MELHタイプ

エラストマ製品(精密分野)

エラストマ製品(大型分野) 

<再生可能エネルギー>

弊社では画期的なカップリング技術と再生可能エネルギーの分野における最大限の能力を実現する新しい設計を提供します。

R+W社は金属ベローズ・カップリングのマーケットリーダーとして、

プラント建設会社の風力エネルギープロジェクトにバックラッシュの無いメンテナンス不要の高ねじり剛性金属ベローズ・カップリングを提供しました。

大規模な沖合の風力発電所は210,000世帯に電力を供給します。

総面積は35平方キロメートルで115mの風力タービン100台には300メガワットの出力があります。

革新的なカップリングの主な要件は、風力発電機のブレードを個々に制御するために設計された風力エネルギー分野とそのピッチ制御システムにあります。

この金属ベローズ・カップリングはこの用途には理想的と言えます。風はエネルギーの大きな源になりますが、寒さ・湿度・また乱気流など様々な状況に変化します。

そんな時でも、R+W社製カップリングシステムは最も厳しい条件下でも効率的かつ低コストで優れた動作を保証できるでしょう。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。

MBK3SPタイプ

 

<フォトボルト-連続再調整>

太陽光発電は様々な用途があります。太陽光発電システムは太陽光を直接電力に変換します。

それぞれの太陽光パネルは太陽の位置に合わせることによって最も効率よく発電することができます。

電動駆動の一軸、または二軸のソーラートラッキングシステムは効率のよい向きに調整します。

ギアモータとコントロールロッドの間には耐衝撃性MELシリーズのエラストマ・カップリングが使用されています。

エラストマ・インサートは組立部に関するシャフトのミスアライメントを吸収するだけでなく、滑らかで正確な方向調整を行うための制振効果も発揮します。

従来のソーラートラッキングシステムは1時間に数回、太陽光パネルを一定の指定角度に調整していました。

最新のソーラートラッキングシステムでは太陽の位置に合わせて動作します。センサーがドライブを測定して制御します。

これらのドライブアプリケーションでは、ゼロ・バックラッシュのエラストマ・カップリングMELシリーズが使用されています。

ご不明な点は弊社までお問い合わせください。また、お問い合わせシートもご活用ください。