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2023年1月26日発売
『カーエンターテイメントマガジン GENROQ』No.445 3月号に広告を掲載しました。
エグゼブティブカーマガジンの『GENROQ』とカップリング界のエグゼグティブモデルを揃えるマイティのコラボ企画第十九弾として弊社広告を掲載させていただきました。
今回のテーマは『機能とデザインの両立』です。
『GENROQ』は全国の書店、amazonで購入が可能です。ぜひ手にとってご覧ください。
トレードオフの関係にある機能とデザイン を両立したシンプルデザイン。
今流行りの家電製品には、シンプルなデザインものが多い。誰もがSNSを使って動画配信できるようになり、映像の背景に気を配る人が増えたことが、要因となっているらしい。
しかし、デザインだけを優先し、使い勝手の悪い製品を発売すれば、瞬く間に低評価レビューとなるのもSNS時代故だ。
本来、シンプルデザインとは、複雑なものを「どうにか簡単に扱えないか?」と熟考を重ね直感的に扱えるようにした結果、表に現れる形状が単純に見えるものを指す言葉だ。単に華飾を廃せば良いのではなく、機能とデザインを両立させた「知恵と工夫」があってはじめて実現可能なものだ。
ユニバーサルジョイントはまさに機能とデザインを両立させるための機能部品だ。継手に使用することで、同一軸上に配置できない限定空間であってもスムーズなトルク伝達が叶う。
マイティのユニバーサルジョイントは、ゼロバックラッシを実現し、正確な位置決めにも使用可能だ。最大45°の偏角を許容するシングルタイプに加え、最大90°までの偏角と偏心を許容するダブルタイプ、さらに軸方向への伸縮をも許容するテレスコピックタイプを揃え、ユーザーの「知恵と工夫」を陰から支えている。
私たちマイティは、あらゆる世界を繋ぐ、企業を繋ぐ、人を繋ぐことで、美しいデザインと機能を両立した、魅力的な製品を創りだすことに貢献している。
掲載製品に関するお問い合わせはお気軽にご相談ください。お客さまのニーズに合わせたカスタマイズが可能です。
許容ミスアライメントとは?
「許容ミスアライメント」とは、カップリングが受け入れることが可能な回転軸のズレ「偏心、偏角、エンドプレイ」の度合いです。
※「ミスアライメントって何?」に関しては、こちらを参照ください。
カップリングには、それぞれ「許容偏心」「許容偏角」「許容エンドプレイ」が設定されています。
さらに、許容ミスアライメント量は、偏心、偏角、エンドプレイの各許容値が規定値以下であることに加え、偏心、偏角、エンドプレイの許容割合の合計が100%以下であることが重要です。
例えば、「オルダムカップリング MJ-6」の場合、許容ミスアライメントは(上記表を参照)
許容偏心:0.8mm
許容偏角:1°
許容エンドプレイ:0.1mm
ユーザーの製品取り付け環境において、許容偏心が「0.5mm」あった場合、許容ミスアライメントの割合は「62.5%」です。
この場合、残りの「37.5%」で他のミスアライメントを許容する必要があります。
「37.5%」の残ミスアライメント%において、許容可能な偏角は「0.375°」までです。
この状態でさらに許容できるエンドプレイは0mmです。
このように、各カップリング毎に許容できるエンドプレイは、カタログ記載の数値に対して偏心、偏角、エンドプレイの相対値となります。
許容ミスアライメントの割合計算にはこちらのExcel計算表をダウンロードしてご利用ください。
数値を入力するだけで自動で許容ミスアライメントの割合を計算します。
※数値は理論上の値であり、実際のトルクや回転数によって変化する場合がありますので、余裕を持たせた数値で選定していただくことをおすすめいたします。選定に迷った時は、遠慮なく弊社カップリングマイスターにご相談ください。
2022年11月26日発売
『カーエンターテイメントマガジン GENROQ』No.443 1月号に広告を掲載しました。
エグゼブティブカーマガジンの『GENROQ』とカップリング界のエグゼグティブモデルを揃えるマイティのコラボ企画第十九弾として弊社広告を掲載させていただきました。
今回のテーマは『歴史や伝統を「変化を拒否するいいわけ」にしない』です。
『GENROQ』は全国の書店、amazonで購入が可能です。ぜひ手にとってご覧ください。
歴史や伝統という言葉を「変化を拒否する」言い訳にしない。
日本には創業百年以上の企業が三万社以上ある。2022年調査結果によると、コロナ禍にあって、歴史ある企業ほど急激な変化に弱いと思われたが、逆に百年以上の企業は増加した。
米国の経営学者レオン・メギンソンは、ダーウィンの進化論を再構築し「生き残るのは、変化に対応できる種」と適者生存の概念を発展させた。この「変化への対応」について『進化のからくり・ 現代のダーウィンたちの物語』の著者千葉聡教授は「変化に強い遺伝条件は、非効率で今は役に立たない無駄な遺伝的変異を多くもつこと」と語った。コロナのような急激な変化に百年企業が対応できたのは、非効率や無駄をあえて内在させ、変化に対して柔軟な体質を備えていたからであって、決して変化を拒否し歴史や伝統を守ったからではないのだ。
マイティは2022年11月50期を迎えた。
これまで私たちは、高品質素材を丁寧に切削加工した高精度カップリングやトルクリミッタを短納期で提供し続けてきた。
「世界を繋ぐ、企業を繋ぐ、人を繋ぐ」この経営理念だけを唯一不変のブレない軸とし、それ以外の一切を聖域なく変化させ、時代に求められる製品を創造してきた。
これからもマイティは、変化することを恐れず、いくら変えようとしてもなお残り続ける軸だけを歴史や伝統として守り、百年企業へと発展していく。
掲載製品に関するお問い合わせはお気軽にご相談ください。お客さまのニーズに合わせたカスタマイズが可能です。
カップリング選定のサポート
いつも弊社のカップリング、ユニバーサルジョイント、クラッチをご利用いただきありがとうございます。このメールでは人気の製品や設計に役立つ情報を定期的に配信いたしますので、引き続きよろしくお願いします。
カップリングを初めて使用するお客様から「4万回転で使えるカップリングを探している」というお問い合わせをいただきました。マイティにはその条件を満たす候補がいくつかあるため、今回は、最適なカップリングをご提案するにはどのような情報が必要であるかということをお伝えします。
カップリングの選定は次のようなステップで行います。
① 軸径、モータのトルク値、回転速度など
② カップリングに求めるもの(剛性、減衰性、許容ミスアライメント量など)
③ 特殊な条件や環境(耐熱、耐腐食、真空など)
④ トルクリミッタ機構を付加するか
ステップ①の軸径やモータのトルクは、現在使われているカップリングや周辺の装置から得ることができる情報です。
選定を行う上ではステップ②「カップリングに求めるもの」とステップ③「特殊な条件や環境」が特に重要となります。
例えば、正確な位置決めを行う必要がある装置には、高い「剛性」が求められるでしょう。振動や衝撃が頻繁に発生する設備には、「減衰性」を優先的に考慮すべきです。そして、トルクを伝達したい2軸のズレである「ミスアライメント量」をどれほど許容する必要があるかは、カップリングを永く使用し周辺の装置を大切にするためにも重要です。
また、標準環境ではなく、特殊な環境や条件がある場合には開示いただく必要があります。
ステップ④「トルクリミッタ機構の有無」とは駆動軸から被動軸に動力を伝達するというカップリングの基本の役割に加えて、トルクリミッタ機構を追加するかどうかということです。一定のトルクを保持する摩擦クラッチと、トルク過負荷を遮断する安全クラッチを取り扱っており、2軸をつないで動力を伝達しながらトルクリミッタとして使用することができます。
このように段階を踏んでお客様に最適なカップリングを選定するため、ひとつずつ丁寧にご説明させていただきます。
おかげさまでマイティは11月に50周年を迎えます。創業当時から変わらずカップリング専門メーカとして技術者の皆さまに最適な製品をご提案し続けております。カップリングに関する疑問を解決できる「かかりつけ医」のような存在になれるように歴史を重ねてまいりました。その蓄積されたノウハウがマイティにはあります。
選定に迷った際は、ぜひマイティにご相談ください。カップリングマイスターがお客様のご要望にぴったりの製品をご提案いたします!
R+WよりDrive2022年第1号が到着しました!
ぜひご一読ください。
2022年9月26日発売
『カーエンターテイメントマガジン GENROQ』No.441 11月号に広告を掲載しました。
エグゼブティブカーマガジンの『GENROQ』とカップリング界のエグゼグティブモデルを揃えるマイティのコラボ企画第十八弾として弊社広告を掲載させていただきました。
今回のテーマは『プロへの相談はググるよりも早い』弊社カップリングマイスターのご紹介です。
『GENROQ』は全国の書店、amazonで購入が可能です。ぜひ手にとってご覧ください。
プロに相談すれば、時にググるよりもはやく目的を達成できる。
「ググレカス」という言葉が辞書に掲載されるほど、わからない事を人に尋ねる前に、インターネット検索することが常識となった現代。「ネットがあればあえて人に聞く必要はない」と考えるデジタルネイティブは年々増加している。しかし、インターネットに全ての情報があるかと言えばそうとも限らない。例えば「前例のない問題」にインターネットは弱い。正しい答えがわからない中、誰もデマと真実を見分ける術を持たないので情報の海に溺れてしまう。他にも企業秘密のような価値の根源となる有益な情報はいくらお金を積んでも閲覧できない。そんな「前例のない問題」に対して「公開できない情報」を用いて問題解決できるのが、真のプロフェッショナルだ。
マイティには、カップリングマイスターと呼ばれる軸継手のプロフェッショナルがいる。彼の元にはマイティの製品はもちろん他メーカーも含め、カップリングに纏わる様々な相談が持ちかけられる。それら一つひとつの相談を解決していく過程で、その経験がまた新たなノウハウとして蓄積されていく。こうして長年蓄積されてきたノウハウを持つカップリングマイスターは、時にグーグル検索するよりも早く確実に問題を解決することができるのだ。
私たちマイティはプロとしての誇りを旨とし世界を繋ぐ、企業を繋ぐ、人を繋ぐシャフトカップリングによって可能性の扉を拓く。
掲載製品に関するお問い合わせはお気軽にご相談ください。お客さまのニーズに合わせたカスタマイズが可能です。
ボールソケット式トルクリミッタ
マイティの「安全クラッチ」MSK/MSTシリーズ
いつも弊社のカップリング、ユニバーサルジョイント、クラッチをご利用いただきありがとうございます。このメールでは人気の製品や設計に役立つ情報を定期的に配信いたしますので、引き続きよろしくお願いします。
以前のメルマガでは、弊社で取り扱いのある2種類のトルクリミッタ、摩擦クラッチと安全クラッチをご紹介いたしました。今回はその2種類のうち、トルク過負荷から周辺装置を保護する際に活躍する、マイティの安全クラッチについて詳しくご紹介いたします。
弊社では0.1~2,800Nmのトルクに対応した精密機器分野のMSKシリーズと、200~250,000Nmのトルクに対応した重工業分野のMSTシリーズを取り扱っています。
プーリやスプロケットに直結する1軸仕様、またカップリング一体型で2本のシャフト間のミスアライメントも許容可能な2軸仕様にも対応しています。2軸仕様のカップリングは、ベローズ形カップリングまたはエラストマ形カップリングから選択可能です。お客様の装置に適切なクランプやテーパーロックなどの締結方法をご選択いただけます。トルク範囲が選択でき、ご希望のトルクに設定した状態でお届けします。トルク設定証明書も付属しておりますのでご安心ください。ご購入後、お客様ご自身でトルク範囲内のトルクに変更することも可能です。
詳しい機構を動画でご紹介しております。ぜひご覧ください!
MSKシリーズには、クラッチが作動したのちの挙動や復帰方法によって異なるタイプをご用意しております。
自動再連結の
●Wタイプ:正確な原点復帰が必要な装置に適切な、原点復帰型
●Dタイプ:直ちに復帰する必要がある装置に適切な、インデックス型
手動再連結の
●Fタイプ:3,000r/min以上の回転速度にも対応可能な、フリーホイール型
MSTシリーズは手動再連結のFタイプのみの取り扱いとなります。適切なタイプがご不明な場合はお問い合わせください。
安全クラッチはカタログにない特殊なカスタマイズが可能です。お客様のご要望に合う製品をカップリングマイスターがご提案いたします!
日刊工業新聞発行の新製品情報9月号の表紙に掲載致しました。
<表紙説明>
置き換え品のご提案と夏季休業のご案内
いつも弊社のカップリング、ユニバーサルジョイント、クラッチをご利用いただきありがとうございます。このメールでは人気の製品や設計に役立つ情報を定期的に配信いたしますので、引き続きよろしくお願いします。
残暑お見舞い申し上げます。
平素は格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
昨今の情勢に伴い、材料や部品の入手が困難な状況が続いており、多くの皆さまより製品置き換えのお問い合わせをいただいております。
マイティのオルダム形カップリング MJシリーズは、汎用性が高く、納期も安定した自信をもっておすすめできる製品です。現在ご使用中の製品の相当品としてご提案可能ですので、納期などでお困りの際はぜひお問い合わせください。
夏期休業のお知らせ
誠に勝手ながら、下記の期間を休業とさせていただきます。
何卒、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
記
期間 2022年8月11日(木)〜8月16日(火)
時節柄ご多忙のこととは存じますが、引き続きコロナ感染対策にご配慮いただき、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
暑さはまだしばらく続くようです。皆様におかれましてもどうかご自愛下さいませ。
摩擦クラッチと安全クラッチ
いつも弊社のカップリング、ユニバーサルジョイント、クラッチをご利用いただきありがとうございます。このメールでは人気の製品や設計に役立つ情報を定期的に配信いたしますので、引き続きよろしくお願いします。
弊社ではトルクリミッタとして、摩擦クラッチと安全クラッチを取り扱っております。一定のトルクを保持したり、トルク過負荷から周辺装置を保護したりする際にトルクリミッタが活躍します。今回はその2種類のクラッチの違いについてご紹介いたします。
高価な設備をトルク過負荷から保護するという目的は共通していますが、取り付ける設備の性質によってどちらのクラッチを選定するかが異なります。
まず、摩擦クラッチとは、内部に摩擦板と呼ばれるプレートが重ねられており、そのプレート同士の摩擦力を利用しトルクを制御する製品です。
また、安全クラッチとは、内部の皿ばねの押し付け力を利用し、動力を伝達し、トルク過負荷発生時にその皿ばねが反転し、動力を遮断する製品です。
摩擦クラッチはねじ締め機やキャッパー装置など頻繁に過負荷が発生することを前提とした装置に適しているのに対し、安全クラッチは万が一トルク過負荷が発生した際に周辺装置を守る安全装置として使用することに適しています。
摩擦クラッチについては豊富に在庫しており、短納期でお届けが可能です。安全クラッチはカタログにない特殊なカスタマイズも可能で、お客様のご要望にぴったりの製品をカップリングマイスターがご提案いたします。お気軽にご相談ください。
弊社では誠に勝手ながら、下記の期間を休業とさせていただきます。
何卒、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
記
期間 令和4年8月11日(木)~16日(火)
※8月17日(水)より通常通りの営業となります。
オルダム形カップリングの要 多種多様なトルクディスク
いつも弊社のカップリング、ユニバーサルジョイント、クラッチをご利用いただきありがとうございます。このメールでは人気の製品や設計に役立つ情報を定期的に配信いたしますので、引き続きよろしくお願いします。
今回ご紹介するのはオルダム形カップリングの中間体であるトルクディスクです。
まずオルダム形カップリングとは、両側の軸をつなぐハブと、中間体のトルクディスクの凹凸部の摺動(スライド)を利用し、ミスアライメントを許容する構造のカップリングです。
マイティのオルダム形カップリングは、ゼロバックラッシで設計されており、正確な位置決めが求められる装置でも多くご採用いただいております。パーツ毎に取り外すことができるため、限られたスペースでも組付けを容易に行うことができます。
トルクディスクは、オルダム形カップリングの要であり、お客様の用途に合わせて様々な種類から選択していただくことができます。標準品の樹脂製トルクディスクの場合には、機械的ヒューズとして、大きなトルク負荷が発生した場合にトルクディスクのみが破断し、周辺装置の損傷を防ぐ役割も担います。トルクディスクのみの交換も可能なため、メンテナンスや特長を変えることもできます。
マイティのオルダム形カップリングは、標準品としてポリアセタール製で止まり穴のトルクディスクがハブと組み合わされています。TBタイプの貫通穴トルクディスクは、軸端間距離が短い装置での組付けが可能になります。振動減衰性の高いSAタイプや、耐熱性の高いPEEKタイプもございます。PEEKタイプはステンレス製のハブと組み合わせて使用いただくことで、より高温な環境や、耐腐食性を高めてお使いいただくことも可能となります。また、AタイプやAJタイプのアルミ合金製トルクディスクをご選択いただくことで、カップリングのサイズを変えることなく、樹脂製に比べてより高い許容トルクで動力伝達を行うことができますし、剛性を高めてより正確な動作が必要な装置でもご使用いただくことができます。
中間体のトルクディスクを変更することで、様々な用途に対応することができる万能なオルダム形カップリングは、昨今では安定した納期、信頼ある実績を高くご評価いただき、他のカップリングの置き換えとして希望される方も増えてきております。
弊社自慢のオルダム形カップリングは、様々なサイズ・種類を豊富に在庫しております。カタログやHPに記載のない材質や特長の製品も承りますので、製品を選定する際に、どの種類を選択すればよいかお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
R+WよりDrive2021年第1号が到着しました!
ぜひご一読ください。
オールステンレス製でゼロバックラッシのユニバーサルジョイント
いつも弊社のカップリング、ユニバーサルジョイント、クラッチをご利用いただきありがとうございます。このメールでは人気の製品や設計に役立つ情報を定期的に配信いたしますので、引き続きよろしくお願いします。
今回ご紹介するのは
オール金属製にも関わらずゼロバックラッシのステンレス製ユニバーサルジョイントです。
ユニバーサルジョイントやカップリングにおけるバックラッシとは、回転方向へのガタつきを意味します。
このガタつきの無いものをゼロバックラッシと呼んでいます。
高い精度が求められる位置決め装置などではゼロバックラッシは必須条件です。また、そのガタつきが無いことにより、正転から逆転に切り替わる際にジョイントやカップリングにかかる衝撃や負荷などによる疲労を抑えることができ、結果として長寿命に繋がります。
高品質・高精度な製品を長寿命でお使いいただくことができるのです。
MZシリーズはオールステンレス製でゼロバックラッシの製品です。
軸間に大きな偏角のある箇所ではもちろん、真空環境や高温環境などの特殊な条件に採用されることも増えてきております。
一つの例として、特殊な環境下で部品ごとに高い精度が求められる、電子顕微鏡など光学機器分野でも数多くご採用いただいております。
汎用的な製品とは違い、ズバリという環境でこそ輝く一品として、大変リピート率が高く長年ご評価いただいております。
シンプルな構造のシングルタイプ、偏角だけでなく偏心も許容するダブルタイプ、さらに軸方向の伸縮も許容するテレスコピックタイプなどラインナップも豊富にご用意しております。また製品のサイズ、締結方法、伸縮量など、お客様が使用される環境下で最大限の性能を発揮するためオーダ-メイドの、特別な注文にも最大限お応えしております。
同じくゼロバックラッシかつ樹脂製のユニバーサルジョイントもご用意しております。
お客様の用途に適した製品がきっと見つかりますのでまずはお問い合わせください。
日刊工業新聞 2022年4月26日に広告が掲載されました。
コンパクトな設計でトルクを制御する摩擦クラッチ MSCシリーズ
いつも弊社のカップリング、ユニバーサルジョイント、クラッチをご利用いただきありがとうございます。このメールでは人気の製品や設計に役立つ情報を定期的に配信いたしますので、引き続きよろしくお願いします。
今回ご紹介するのは、摩擦クラッチです。
こちらの製品は、内部に摩擦板と呼ばれるプレートが重ねられており、そのプレート同士の摩擦力を利用し、トルクを制御する製品です。
設定したトルク以上の力(過負荷)が発生した際に内部プレートがスリップし、オーバートルクを逃がしながらも設定したトルクを保持することが可能です。過負荷が取り除かれると自動的に、再びトルクを伝達する状態に戻ります。
この性能を利用し、ねじ締め機や、キャッパー装置などの一定のトルクをかけたい場合や、テープや紙を巻き取る装置で、張力を制御したい場合などにご採用いただいております。また、オーバートルクを逃がし、周辺装置を守るための安全装置のような役割としてもご採用いただいている例も数多くございます。
MSC本体をプーリやスプロケットに固定し、トルクを制御するご用途や、カップリングと一体化され2軸間のミスアライメントを許容しながらトルクを制御するご用途にもご利用可能です。
すべりトルクも容易に設定・変更することができますし、コンパクトな設計のため取付スペースに悩まされることもありません。動力を伝達するカップリングのみではなく、摩擦クラッチ機能付きカップリングとしてグレードアップした設計としてもご検討いただける製品となります。
文章だけでは、この製品の良さをお伝えすることが難しいため、サンプル品の貸し出しも行っておりますので、ご興味がございましたらご連絡をお待ちしております。
MSCと同じ摩擦クラッチで、設定すべりトルクが高く、メンテナンスも可能なMTLAシリーズもご好評をいただいております。
摩擦クラッチとは異なり、過負荷発生時にトルクを完全に遮断し、周辺装置を守る安全クラッチMSK/MSLシリーズもご用意しております。